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日本人がなぜケルト(アイリッシュ)音楽に惹かれるのか?

【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。

近年、ゲームサウンドに限らず、ポップスの世界でも民族音楽志向は強くなっている。
南米ラテン、北欧ケルト、中国、モンゴル…多種多様な民族楽器を使った伝統音楽、そして日本の雅楽など。
国が変われば、そこに伝わる音楽もまた変わる。

元々、日本人は多様性を好む民族であり、多くの国から色々な文化を吸収して、独自の解釈、発展を繰り返してきた。
近年ではシンセなどの近代的機器との融合により、さらに発展したサウンドを生み出している。

サウンドクリエイターにとって、民族音楽は原点回帰と称しつつも、逆に新しい音楽を作るためのファクター(因子・要因)なのである。

近年、私が聴いた音楽の中でケルト(アイリッシュ)音楽とJ-POPを融合させた最高傑作は、2019年3月に惜しくも解散してしまった【Wake Up, Girls!】の「スキノスキル」という作品だ。

彼女たちのこと、音楽のことを全く知らない人でも、おそらく日本人であればこの曲を聴いた時の第一印象はおそらく「親しみやすい」になるだろう。

さて、本日は私が子どもの頃から愛してやまないケルト音楽について、どうしてこの曲を親しみやすいと感じるのか、その理由を解説していこうと思う。

(※「スキノスキル」を用いて解説する記事ではありません。予めご了承ください。)

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