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相手に関心を持つな!

ストレスの根源は往々にして
人間関係だと
このnoteでも書いてますが

結局気に入らない人っているし
社会には考えが合わない人だらけなもんで
そんな人と良い人間関係を築けるわけない!
と言いたくなる場合も多々あると思います。

ではそんな中でどうすれば
そんな相手でも受け入れられて
人間関係のストレスを減らせるかを考えた時に

相手に関心を持とう

って考える人多いんですよ。
実際に自分も言われたこともあります。
でもこれって微妙に違ってて

何が違うかを説明すると

相手に関心を持つと執着が生まれる

ってことなんです。
つまりどういうことかと言いますと

相手に関心を持とうとすると
相手の行動に気が向くようになってしまい
次第に相手を支配したくなるんです。

例えばパートナーに関心を持とうとすると
そのパートナーが遅刻した際に
怒ってしまったり
パートナーが自分以外の事
趣味や仕事に時間を割く事に不満を抱いたり

自分の子供が言う事を聞かなかったら
親の言う通りに行動させようとしたり

自分の都合の良いように
相手を変えようとしがちなんですよね。
そうなると結局相手は反発して
かえって行動変容しにくいわけです。

束縛とか依存とかそんな感じ。

では相手の関心に関心を持つと
どうなるかと言うと

パートナーが遅刻した時に
どういう理由で遅刻したのかを考えるようになる。
寝坊したのかな?
夜遅くまで仕事だったのかな?
それとも夜更かしするまで
熱中するものがあるのかな?
と考えるようになる。
もしくは途中でトラブルに
巻き込まれたんじゃないかとか
相手を思いやるようになる。

パートナーが自分以外に関心を持っていたとしても
その相手の関心に関心を持つようになると
許せるようになっていくものなんです。

子供が言うこと聞かなくても
例えばご飯の時間になっても遊んでいたとしても
ちょっとの間その遊びに付き合ってみる。
そして何でそんなに熱中しているかを考え
子供と話してみる。
少し時間が経てばまた子供の気分は
変わることもあるし
もしその時にご飯が冷めたとしても
子供に共感した後に
今度は温かいご飯食べようね
と話しかけると
案外次のご飯の時には
スッと言うこと聞いてくれたりするんです。

逆に自分の立場でもそうだと思います。

髪切った時に

「髪切ったんだね〜似合うよ!」
とだけ言われるより
「似合ってるね〜どうして髪を切ろうと思ったの?」
「誰かヘアースタイル真似した人がいるの?」

と自分の関心ごとに興味を持たれると
相手に良い印象持つと思うんですよね。

つまり
相手に関心を持つ
これは矢印が自分に向いていて
相手の関心に関心を持つ
これは矢印が相手に向いている

この微妙な違いが人間関係を大きく左右する。
そしてこの方法はオプションとして
相手の関心に関心を持つようになると
不思議とその相手を心から受け入れやすくなる。

今の人間関係をより良いものにするため
もしくは
苦手な人との人間関係をちょっと良いものにするため

相手の関心に関心を持ってみてください。

ちなみにこの名言は
嫌われる勇気で有名になった心理学者
アドラーの言葉なので
調べると色々参考になるかもですぞ。

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