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母の日に考える、母親が与えるメンタルへの影響について

明日は母の日です。

一年前に
「母の日に考える、母親が与えるメンタルへの影響について」

という記事を書いたんですが
改めて良い内容だったので
#自画自賛
一部気になるところを加筆・修正して
リニューアルして載せようと思います。

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ではまず
お母さんが与えるメンタルの影響について
という話をしたいと思います。

私は「五体不満足」というベストセラーなどで
有名になられた乙武洋匡さんの
お母さんの話がとても好きなんですね。



五体不満足で産まれた乙武さんに
どんな言葉をかけて
どんな関わり方をして
乙武さんを育てたのか。

インターネット上に
乙武さんのインタビューがあるので引用しますね。


私のなかで自己肯定感というものが
強く育まれてきたからなのかなと思うんですね。
それについて、以前、母と話をしたことが
あるんですけれども。
私が生まれたときに、父も母も
私が“どう育っていくのか”というのは、
皆目検討がつかなかった。
もっと言えば、
“一生寝たきりかもしれない”
と覚悟はしていたそうなんです。

だからこそ、“一生寝たきりかもしれない”
と思っていた子が、自分で寝返りを打った、
自分で起き上がって座れるようになった、
歩き出した、ご飯を食べた、字を書いた……
何をやっても、寝たきりがベースにあるので
プラス評価だったそうなんです。
だから「よく、こんなことができるようになったね」
と、褒めてあげることができた、と。

これは、母が話していたことなんですけど、
多くのお子さんは、親が最低限願う
“五体満足で生まれてきてくれたら……”
という願いを満たして生まれてきているのに、
「勉強ができない」とか、
「他の子と比べて○○ができない」というふうに、
減点主義で育ててしまっていることが多いので、
どうしても自己肯定感が
育みにくいんじゃないのかなと。


リスクのある言い方ですが
障害をもって産まれた子供は
自己肯定感が比較的低い
と言われています。

その理由の一つとして
母親がどういう思いで育てるかが
影響しているそうです。

うちの子は他の子と違う。
この子は苦労する。

という思いで育てていると
どうしても自己肯定感は育ちにくい。

でも乙武さんのお母さんは

この子は何でもできる

と言って育てたそうです。
今、乙武さんは
本を書き
結婚をして
スポーツライターになり
教員になり
ロックバンドのボーカルをして
サッカーチームのGMを務めるなど

やりたいと思われたことに
挑戦し続けているように見えます。



そして乙武さんはご自身のお子さんにも
「お前は何でもできる!」
と言って育てているそうです。



元を辿れば
全部お母さんの育て方に繋がりますよね。

人のできていない部分より
できている部分を強化する


人を育てる基本なんだけど
意識しないとなかなかできないんですよね。

「どうせ、できない」
そうやって
相手にも自分にも言う人がたくさんいます。

そう言って、本人ができないと思ってしまえば
本当にできなくなるのが人間の仕組みです。

自信に根拠なんかいらないんですよ。

自信がなくても「自信がある」と言っていいし

まだ何もできない子でも
「何でもできる!」
と言い聞かせることで
人の人生は大きく変えることができる。

お母さんの関わりが全てではないけど
大きな役割であるよなーと思う。



父親としては
パートナーである母親を
常に良い状態で保つために
できることを考えるのが大事ですね。

それがより良い世の中を
作ることにつながると思いますので😉


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Twitter
https://mobile.twitter.com/ray_mentalnurse

無名人インタビュー
https://note.com/qbcqbc/n/ndc539ab7869c
https://open.spotify.com/episode/6hsCJtENfCqo0KlrI3gO2F?si=T3Skn5tcTgmBTRcxYBBoNw


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