頑張らなければコロナに勝てる

精神科病院というのは
医療業界の中でも
アングラな印象があると思っていて
イメージが先行して
偏見につながっているなーと思う事があります。

それ故に
精神科病院には行きたくない
自分は頭がおかしいわけではない
という否認が生まれて
早期治療につながらない
そんな負のループに陥りやすいんですよね。

実際は

借金問題で悩んでいたり
対人関係で悩んでいたり
仕事や家事で疲弊したり

など誰もが経験した事があるような
悩みだったりするわけでそんなに特殊でもない。
特に開放病棟だと
少し休養をする為に入院される方も
たくさんいらっしゃって
大きく体調を崩す前に
早めに受診して入院するケースも多いです。

調子の良し悪しって
0か100か
じゃなくて
連続性のものなんですよね。

0が不調、100が絶好調だとして
0か100の状態ってあまりなくて

大体20から80の間を行き来する。
これを気分の波と呼んだりするわけです。

80の自分

50の自分

20の自分

を把握して
80から50に向かってる時
50から20に向かってる時の傾向を
本人と周りの人が共有して

それぞれの段階で早めに対処するわけです。

このnoteでも
コロナ鬱について書いてきましたが

今は誰もが鬱に近付いている
状況かもしれないな、と思う。
真面目に自粛している人程ね。

自立を求めた結果

他人に頼ることを忘れてる人が多いです。

そんな頑張ってちゃんと家にいる人が
気がついたら20以下の自分になってる
そんな状況に今なりやすいんじゃないかと
懸念してます。

みんな頑張ってるから
自分だけが弱音を吐くわけにはいかない

そんな自己犠牲みたいな
考え方も全否定はしないが
それよりもロジカルにこの危機を乗り越えましょう。

オンラインで相談する事もできる時代ですし
今は人に頼れるか
人との繋がり力を
コロナに試されてるような気がします。

自転車と一緒で
立ち止まると転ぶので
ちょっとずつ行動して前に進みましょう。