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得意なことを見つけて自信をつけるのは間違い

自己肯定感を高めよう
とか
成功体験を積んで自分に自信を持とう
とか

自分を愛するために
得意なことを見つけたり
得意なことを意図的に作ったり

自分に自信をつけることで
幸せに生きる。

そういう類の情報を
見かけることがたくさんあるのですが

あんまりそういう自信の付け方って
いいことばかりじゃないよな〜
って思います。


もちろん得意なことを見つけて
自信をつけるという方法を
全否定するつもりはないし

そうやって救われる人、救われる時があるのは
わかります。

でも得意なことを
自分の自信の拠り所としてしまうと

自分以上に得意な人がたくさんいる場合や
得意だったことが
時間とともにライバルに抜かれてしまったり
自信がある分野が
時代の変化とともに
世の中に必要とされなくなったりすると

その自信って揺らいでしまうじゃないですか。

たとえば
英語が得意な人がいて
高校時代は周りの友達にも
教えてあげられるようなレベルで
それによって周りから必要とされて
自分の自信になっていたとしますよね。


でも大学に入った途端に
留学経験のある人や
そもそも海外の人もたくさんいる人が
たくさんいたとすれば

多少英語が得意だったとしても
それによって自分に自信を持ち続けられるか?
といえばNoなわけです。

もちろんその人の英語力が
衰えたわけでなくても

自分が1番得意だったものが
環境が変わることで
案外必要とされてなかったり
自分より得意な人が
たくさんいるんだと知った時に

「案外自分って大したことないじゃん」
「これだけ頑張ってもこの程度なのか」

と自信を無くして
自分に価値がないと思ってしまう。

その人自信の価値が落ちたわけでもないのに。

つまり
他人より得意なことを
自分の自信として
自分を愛する理由としてしまうと
簡単に自信を無くして
自分を見失う
よね

って話なんです。

それに得意なことって
周りに評価されても
大して嬉しいとは感じなくなるんですよね。

たとえば
Mr.Childrenのボーカル桜井さんが
「歌うまいですね!」
と言われても
「よつしゃー!自己肯定感上がったー!」
ってならないと思うんですよね。

「うん、知ってる」

ぐらいの感覚だと思うんですよ。

だから得意なことを見つけたとしても
周りは評価されても
自己評価ってある一定の時期から
上がらなくなっちゃうものなんですよね。


じゃあどうやって自信をつける?

毎度くり返しになりますが
他人との比較で自信をつけようと思っても
永久に無理なんですよね。

上には上がいますから。


私の持論は
あまり自信とかつけなくていいと思っています。

自信がないと思っている人は
他人と比べているから自信がないのであって
短所を無意識に探しているから
自分が嫌になる
んですよ。


そもそも人間は
他人より自分のことに関心があるわけで
あなたが自信があるかどうかすら
関心がないものだと思いましょう。


自信がないと悩んでいる人も
おそらく自意識過剰な所があって

別にあなたが仮に
何にもできない
無能な人だとしても
いいじゃないですか。

他人に余計な迷惑をかけなければ。

それでいいんですよ。

何にもできなくても。

他人より秀でようとしている時点で
周りを下に見ようとしている
わけですから
そんな自信持たない方が良いですよ。


自信をつけるのではなく
色々なハンデがあったり
恵まれない環境だとしても

治安の良い安全な国に生まれただけで
ラッキーなんだから
毎日有難いと思って生きれば
最高じゃないですか。

人生の評価を
他人にされるものではないし
どこまでも自分が楽しいと思える時間を
作るだけでポジティブになれる。

他人と比べなければですね😉

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