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お酒で嫌なことを発散してはいけない理由

いきなりですが
皆さんはどんな時にお酒を飲みたくなるでしょうか?
・お祝いの場
・仕事で嫌なことがあった後
・人間関係で疲れた時
・上司に叱責された時
・ギャンブルで負けた時
・孤独を感じる時

様々あると思います。

どんな時にお酒を飲むのか?
それが大酒飲みとアルコール依存症の
違いに現れます。

基本的に大量に飲んだとしても
楽しく飲むのが大酒飲みで
苦痛を紛らわすために飲むのが
アルコール依存症です。

楽しいことは飽きますが
苦しみを紛らわす術になると
それ無しには生きられなくなるからです。

お酒を飲むと嫌な記憶は強化される

嫌なことを忘れたくて
飲みたくなる人は多いと思いますが
実はアルコールを常習すればするほど
嫌な記憶が定着しやすくなるという
研究もあるそうです。

嫌な記憶を消化しにくくなり
さらに嫌な記憶を忘れるために
お酒を飲む。

そうするとまたさらに
嫌な記憶が残るという
悪循環に陥るのです。

そしてお酒を飲むことで
ストレスに弱くなったり
ストレスを感じやすくなる効果があることも
示唆されています。

マウスの実験ではあるんですが
電気ショックを与えたマウスに
アルコールを注射して
飲酒状態を人為的に作ると
マウスは電気ショックの痛みに
鈍感になるどころか
痛みや恐怖をより感じやすくなり
身動きが取れなくなったという研究もあります。

つまり
嫌な記憶や気分を紛らわせるために
飲んでいたつもりが
実はストレスに弱くなり
ストレスが残りやすい状態を
作り出していたということなんですよね。


ではどのようにストレス解消すべきなのか?

ストレスを紛らわすために
運動したり
誰かと話をしたり
趣味に没頭したり
様々な方法があるのですが

最も効果的なストレス解消法として
お勧めしているのが
人に感謝される行動を取ることです。

人の幸せは
他者に貢献する事で生まれるわけです。

〝個〟で感じる喜び、快感には限界があって
〝集〟の繋がりの中で生まれる
喜びには敵わないです。

一日一善という言葉がありますが
相手のことを考えて行動する。

何なら
笑顔で挨拶する、だけでもいいんですよ。
相手は言葉にはしなくとも
無意識に心の中では感謝していたりするので。

ストレスが溜まった時ほど
自分のために
お金や時間や労力を使いたくなりますが
それでは効果は薄いんですよね。

騙されたと思って
ストレス溜まった時こそ
職場にお菓子を持っていくとか
家族にお土産を買っていくとか
してみて下さい。

そして相手の喜ぶ顔や
感謝の言葉を受け取ってみて下さい。

遠回りしているように見えて
すぐに心は晴れやかになりますよ。

何なら
お菓子やお土産を選んでる時点で
ストレスは軽減してたりする。

たとえ物を買わなくても
相手が喜ぶような言葉をかけたり
行動をとってみて下さい😉


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