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小説が苦手なジャンル、それはスーパーロボット大戦

ごきげんよう。

またぞろ、Twitterでキャンプファイヤーが起きておりました。
なんでも、ホラーは小説に不向きとかなんとか。ケラケラケラ。
もちろん、あんなんは炎上バズによる認知拡大を狙ったたわごとなので、そもそも真に受けてはいけません。とっととブロックするなどして視界から退けましょう。炎上によるフォロワー稼ぎに手を付けだした輩はもう手遅れなのです。関わらないのが一番。

それはさておき、小説に向く表現、向かない表現、ジャンルという考え自体はあると思います。ホラーはそんな量読んでないですが、語るまでもなく小説に向いたジャンルでしょう。古今東西、奇談怪談こそ小説に託された表現といってもよい。文字情報だからこそ、現と幽世のあわいが曖昧になるというものです。

では、本当に小説に不向きな、高難易度になる縛りプレイのジャンルはあるのか……これはおれが書いた範囲での体験談として聞いていただきたいんですが、

ロボットバトルアクションはハチャメチャに難しい

マジでこれです。一番書きたいジャンルだからずっと書いていましたが、どれだけ書いても簡単になる気がしない。
それ相応の教養がある人ならなんとか読んでもらえるけれど、自分が目指すのは小学生でも楽しんで読めるスパロボ的小説なのでさらに難易度があがる。

基本的に、小説は読者の想像力に左右される表現なので当然読者が想像できないとなんかよくわかんない文字の羅列になってしまって何も楽しくないんですね。例えば、アポジモーターとかスラスターとか言われてパッと形状と機能が画で思い浮かびます?アポジモーターはガンダムだけの表現なのであんまりよくない例ですが、フレームとか装甲とかそれは携行する側の全長に匹敵する銃であったとか書かれて果たしてどこまでイメージできるか。

大人の読者でも、作者の書き方が悪いともう全然イメージできないってのはざらだと思います。過去に書いていた時も極力イメージに結びつかない専門用語に近い語彙は避けるなどしたものの、小学生でも読める?って聞かれてはいって自信をもって答えられる気がしない。

逆噴射小説大賞でも毎年一作は出しているんですが、二次選考を通ったり通らなかったり止まり。これはいかん。こんなところでノタノタしていたら人生が終わってしまう。

で、ロボットって令和になってもまだファンタジーなとこがありまして、四脚型メカとか動く等身大ガンダムとか出てきましたが、まだまだ想像にリーチしたとはいいがたい。

ファンタジーは児童小説としての立ち位置を確保しているし、名作といえばファンタジーであることは少なくない一方でSFはそういうポジションを抑えられてない気がします(寡聞にして認知していないだけかもしれないのでそこは許してね)。

同じ空想なのに、SFとかスペースオペラとかロボットバトルとかはなんか児童小説に向いていない気がしますね。書店でもファンタジーとか怪談とかが多い気がしますし。わからん。

思うに、今あげたジャンルは読者側が把握しているべき語彙がある程度多くて、そこから具体的なイメージを出力できる年齢である、ワンランク上の小説の読解力が高まらないと読めない厄介さがあるのかもしれません。

戦場へ

いやまあ、ぶっちゃけ簡単なジャンルなんてないんですけどね。
書けば書くほど、難しさだけを実感しますよ。ほんとほんと。

今回はここまで、またな。

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ!

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