アーマード・コア６発売決定！！！！！！

アーマード・コア復活！アーマード・コア復活！アーマード・コア復活！

いやー、前作が出てから何年ぶりでしたっけね。
そりゃあ今となっては若い子はTwitter大喜利でなんかオチにされているゲーム…よく知らない…みたいな扱いを受けるのもやむなしですよ。フロム・ソフトウェアといったらダークソウル！エルデンリング！といった超大作や名作死にゲーのメッカみたいな扱いになり、大昔はロボゲーでよく知られていたのもロートルおじさんが知るばかりになってしまった。

しかし、しかしである。古代おじさんにとってはフロム・ソフトウェアといえばアーマード・コアの会社で、アーマード・コアといえばフロム・ソフトウェアだったのである。あと昔からふわっとした雰囲気のファンタジーアクションゲームを作っていたり、あとアイルー村を作ったりもしていた。下受けも大事なビジネスであり収益源だったのだ。

そして、アーマード・コアシリーズがあまりにも古代に出たばっかのゲームなのでそもそも内容がやってない人にはちゃんと伝わっていない。
なんということだ。このままではせっかく６が出るしフロム・ソフトウェアの知名度もあがったのにまた売上がパットせず７が出るのは俺が棺桶にはいった後とかになってしまう。

アーマード・コアとは。

頭部・腕部・胴体・脚部、その他パーツを組み替えた機動兵器「アーマード・コア」を駆り、傭兵として依頼をこなして行くロボットアクションゲームだ。死にゲーか死にゲーではないかというと、死にゲーである。
ダークソウルとかエルデンリングでフロム・ソフトウェアといえば…死！と思っている皆様もご安心だ。

なんなら開始して初めてのステージでチュートリアルとかなく、「死んでくれ」と言われてごん太レーザービームが飛んできて死ぬ。初心者殺しと思わせてシリーズ作ベテランでも普通に死ぬ、死んだ(過去形)。なんだったら初期ミッションで一番報酬がうまいのでそれに釣られたやつほど死んだ。アホは長生き出来ない。

そもそもコントローラーの操作が一見大分トンチキで(ただし初期作のプレイヤーはそっちじゃないとうまく操作できないくらい適合してしまったらしい)まるで直感的でないので操作がままならないままに死ぬ。
仕方ないのでテスト画面でテストAIに試乗したらテストAIが強いのでバチボコにボコられてテストなのに死んでいたという顔になり終わった。
それでもめげずにミッション進めたら、「騙して悪いがお前は死ぬ」と言われてだましうちにされて死ぬ。気をつけよううまい話と報酬前払い。
さらに、ようやく出撃したと思ったらよくわかんないゲージが満タンになって死んだ。後から熱量が云々とか言われてようするにコクピットがサウナになって死んだことがわかった。
そろそろ慣れてきてゲームクリアを目指すばかり、かと思ったら急にすごい強いメカが襲ってきて死ぬ。負けイベかと思ったら普通にミッションセレクト画面に戻されるので負けイベではない絶望感がプレイヤーを襲った。
後AIを倒し……世界を救ってくれ！という感じの依頼を受けて進んだらロックオン妨害ジャマーを積んだやたらしゃかぽこ動くやべーマシンにバチボコにマシンガンを叩き込まれて死ぬ。十敗。心が折れた人も多数の語り草。
そしてもういい加減クリアだろう！と思った矢先、なんか普通のミッションかと思ったら、当時の最高戦力四機(ハードだとまさかの五機)に取り囲まれておまえはここで死ぬべきそうすべきとか言われて実際死ぬ。一応二対四だが相方はあんまりパッとしないので油断するとマッハで死んで先に逝っているとか言い出す。つらい。やっぱり心が折れた人が多発した。
そしてようやくゲームクリアしたらゲームの定番……裏ボス！とか真ボス！とか出てきてベコベコにされる。青パルヴァライザーとか真ジナイーダとかやっていいこととか悪いことがある。

そんな感じに、アーマード・コアには死が満ち溢れておりついでにミッション失敗すると借金がたまるので、借金のかたに改造人間にされたりした。勝てない奴に未来はないがそもそも世界に未来がないのでどうしようもない。

ちなみに、ダークソウルとかエルデンリングの、なんか世界全体が詰んでおり……その中で必死に生きる……みたいな独特の空気はどちかというとアーマード・コアからダークソウルやエルデンリングに継承されたといったほうが時系列的には正しい。

ここまで書くとなんだか全然楽しくなさそうだし、操作法は不親切でチュートリアルとかいう親切な奴はなくいきなり戦場に蹴り出されてボコボコにされて帰る羽目になるし(昔の話なので６にはちゃんとチュートリアルくらいはつくでしょう。多分)銃弾の一発が高いと思ったらミサイルのお値段に吐血しながらミッションクリアし、精算したら赤字だったことが判明する貧乏ぐらいになったり……令和の今考えると全くもって親切ではないゲームだった。

だが、楽しいか楽しくないかでいえば超楽しい。
右も左もわからず戦場に放り出されるのも、二対一で挟み撃ちにされてボコボコにされるのも、すげーデカイマシンに袋叩きにされて撃墜されるのも、めっちゃ狭い通路に押し込まれて真っ二つにされるのも、とてもいい思い出である。

残念ながら過去作のスタッフはほとんどいなくなってしまったので、アーマード・コアの名称とシステムを受け継いだかなり別のゲームになる気がするものの、今のフロム・ソフトウェアが作ってくれるならきっと楽しいゲームになってくれるでしょう。こうご期待。

戦場へ

なお、過去作が一切移植されてなかったはずなので過去作をやるのは地味に大変だ。それでもやってみようという人には４とかｆAがオススメだが、あえて１・２・３とかサイレントラインとかラストレイヴンから入って地獄をみるのもありだぞ。

今回はここまで、またな。

現在は以下の作品を連載中！

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ！

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