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明日の為のぼんやりチャージタイム

シャーロック・ホームズの頻出場面に、事件を解決した後はしばらくぼんやりと過ごす描写が結構入る。しっかり数えてないが、3回はあった気がするので重要なルーチンなのだろう。それは実際げんじつでも大事だ。

インプット・アウトプットの大事さは誰しも声高に語るし、実際大事だがふんわりぼんやりタイムの重要性はまだ世の中に十分に知れ渡っているとはいえず、コンテンツの氾濫やら民族単位で過労至上主義のニッポン人は、ぼんやりしているとなんかもったいなかったり頑張っていないようなイメージがありプログラマとかもぼんやり思考タイムをもうけているとサボっているみたいに見えるとかいう話も結構耳にする。

が、それはどうも間違いのようだ。

お脳には、イン・アウトの他に、中間にぼんやりクールタイムが必要なのである。インプット過多でも、アウトプット過多でもお脳は過労状態に陥って燃え尽き症候群が発生するし、あるいは脳過労状態だと高度な知性活動に伴う領域がストライキを起こすのでかなりアホになる。おそらく、この辺の良いバランスについての研究はこれから行われるのではないかと思う。もしくは、探せば論文があるかもしれないので時間がある人は探してみてください。おれは自分のぼんやりタイムを優先することにします。

で、現代で人類種のぼんやりタイムを奪いガチなのがスマホ。
もちろん、空き時間にちょっと見て一日の累計使用時間が30分~1時間程度ならお脳もやわではないのでどってことない。
問題は、クールタイムが発生しない使い方である。

例えば、通勤にスマホ触って、お昼休みにスマホ触って、トイレでスマホ触って、しまいには風呂でまでスマホ触っているとかになると流石にお脳の過労を悪化させてしまう。特に仕事がキツい職種で休み時間までスマホいじりまくるとお脳のクールタイムが発生せず、過労を促進させてしまう。つまりちょっと前の俺のことです。めちゃくちゃアホ。

あるいは別のたとえをすると、ツイッターは1ツイートが平均50字ぐらいと過程すると、100ツイート読むと5000字、1000ツイート読むと50000字くらいの文章を読んでいることになる。

しかも、小説やエッセイなどと違ってここのツイートには相関性や軸になるテーマなどがない細切れの情報の為、思考の方向性が統一されず延々整理されてない情報が脳に流し込まれれているわけで、そう考えるとおそらくはお脳に非常に良くない。小説とかエッセイとか、とにかく統一されたテーマやストーリーラインの文章を50000字読むのとは全くことなる負荷がニューロンにかかってくる。

とりあえず、なんか最近定時で帰っているのにめっちゃ疲れるしダルいって人はちょっとスマホ触る時間を断捨離してみてください。同じ時間でも本を読むほうが圧倒的リフレッシュになります。マジでマジで。

戦場へ

まあ、Twitterやろうもそろそろ16年なので距離感を保って使ったほうがココロが豊かになり人生を豊かにするのかもしれない。
ゲームは1日3時間!Twitterは30分!の時代。

今回はここまで、またな。

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