基本無料ゲームは何故物足りない?
ごきげんよう。
スマホゲーやるならニンテンドーとか買って買い切りのゲームにしとけ、的な言説がちらほら通り過ぎていきました。
実際、スマホとは別にゲーム機を買ってソフトを買うと高くつくような気がしますが、スマホの方をアイヒョーンとかではなくて安い機種にすればハード台だけでもトータル金額は安いです。
軽めのゲームができるスマホとswitchLiteとソフト一本目では45000円程度、アイフォンの半分にも満たないお値段。ソフトに払う金額と課金に払う金額などは個々人で違うので何とも言えないとこはあります。
とまあ、値段は値段で安いんですが、もっと本質的な、ゲーム内容の違いが買い切りゲームとスマホの基本無料ゲームにはあります。
購入時にお金を払っていない以上、基本無料ゲームはゲーム内に、よりお金を払わせやすくするシステムがたくさん入っています。それは広告を見せる時間だったり、プレイヤーを縛り付ける日課だったり、そしてガチャシステムだったりします。
基本無料ゲームだから仕方ないんですが、これらのシステムは基本課金が青天井、ゲームの面白さをだいぶ目減らしするってわけ。
例えばゲーム中に入る広告は楽しい時間に割って入る邪魔者だし(無料の対価だから仕方ないんですが!)、無料石を手に入れるためのデイリー日課は可処分時間をそぎ落としていく。
当然ガチャを回さないとスムーズなゲームプレイが阻害されるわけで、なんか物足りない内容の中途半端なゲームを延々やり続ける羽目になる。
どの程度暇を潰せるかは買い切りゲームでもピンキリではあるんですが、まあスマホゲームでもスレイザスパイアとか買えばいいと思います。無限に遊べてしまって危険な奴ですが…
とまあ、基本無料ゲームはお金を払ってもらうためのシステムをゲームシステムに組み込んでいっている関係で、だいぶゲームの本質的な面白さを損なっているんですね。その上ガチャに沼ると買い切りゲームどころではない金額がすっ飛びますし、安いようでより高いコストを支払ってイマイチな体験を買っているってのが本質的なとこです。
その辺理解した上でスマホゲーやるならいいんですけど、なんかふわっと深く考えずにすぐ手を出せるからぼんやりインストールしているならご用心ご用心。
戦場へ
ゲーム的な面白さを担保しつつ、よりマイルドな課金形態をとってバランスとっているのが最近の傾向っぽいです。といっても、そういうのは原神くらいで、国産のスマホゲーは完全に集金システムから脱却しなくなってしまっているので、徐々にプレイを減らして積みゲーに移るつもりです。疲れるねん、あいつらの相手。
今回はここまで、またな。
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