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誰がAIを見張るのか

ごきげんよう。

今やAIくんは昨日出来なかったことが今日できるようになり、今日できないことも明日できるようになる。そんな勢いで成長しています。イイネ。
味覚と嗅覚についても適切なアナライザーが開発されれば早晩できるようになるでしょう。ハードウェアの開発には時間がかかりそうですが、それもAIの演算機能による設計予測とかそういう感じに活用されたら割りと早く実現されるかも。

となると、やっぱAIが発展して増える仕事より、減る仕事の方が多いような気がします。今日は増える仕事の方の話。

世の中には、意外とダブルチェックとかセカンドオピニオンとか、そういう二重化、冗長化された体制のしごとが結構あります。理由は簡単、一人に権限全振りするとミスってたり私服を肥やしたりした時に発見できない為。

特に、統計的には二重チェックって誤りの検出効果はさほど伸びないと言われていますが、それでも世の中には二重チェックがはびこっています。しかるに、これは人間のふわっとした認知的にその方がしっかりしてそうな気がする心情が自生しているからではないかと。要は感情論。

で、AIが発達したらAIがAIを監視するかっつーとそういうのは半分程度シェアを取って、残りの半分は人間がやることになるんじゃないかと。これはつらあじですね。

シンプルに、人間ってどっか機械を信用してないところがあるんですよ。
機械自体人間が作ったもので、完璧な知性体ではない人間が作った機械は当然、どっかしら欠点がある。そういう欠点を数作って消していく、洗練させていくのが非常に大事なのは言うまでもないんですが、一方で完成したシステムがちゃんと動いているかチェックしているひとたちは目立たないとこに沢山います。ぜ。

というわけで、ハイスキルのしごとの一つに、専門家としてAIの仕事の中身を精査するってのが生えると思います。これは結構、誰にでもできることではないので、どの分野でも高給が期待できるのではないでしょうか。
AIを使えるのも狙い目ですが、それ以上にアリだと思いますぜ。

戦場へ

しっかし、やって楽しい仕事かというとあまり楽しくない(人によるだろうけど)仕事なのでAIくんの相互監視とかが発達してそういうしごとは増えないほうがいいかもわからん。AI同士が共謀して人類を詐欺るSFがあるって?
やっぱそうなると人間はどっかに挟まらないといけないかもですねぇ。

今回はここまで、またな。

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