不登校が発生するギミックから、無理に行かせない方が良いとわかった

結論として、無理に登校はさせないほうがベネ。

というわけで、今日は不登校が発生するギミックについて考えてみたので書いてみることにする。

不登校とは、逃避行動

これである。学校には当たり前に行くもの、行かせなくては行けないものという意識が強すぎるせいで、解決のゴールを再登校に設定する方がめちゃんこおおい気がする。

だが、逃避行動をとっている、ならばそこには逃げなければならない原因と理由があるのにほかならない。

逃げたくなるような原因があるのに、それを解決せずに登校させても心身の状態は確実に悪化する。それの繰り返しで再起不能になったりするととてもかなしい事態だ。原因がわからない、特定出来ない場合、無理に行かせないのがベターだと確信している。

では、原因とはなんだろうか?

パッと見でわかる原因ばかりとは限らない

すぐ想像しやすいのは人間関係だろう。
先生が意地悪、同級生と仲良くなれず孤立しているなど。
あるいは勉強。どの科目も理解できず、ただじっと座っているだけで居心地が悪い、クラスメートにからかわれる。
こういうのは実際よくある話だろうし、原因の一つにあがることもままある。

だが、当人が学校に行きたくない理由がイマイチ自覚と言語化が出来ず、しかし行きたくないのは確か、というパターンもある。この場合はかなり困る。原因がわからない以上解決も出来ないからだ。

そこでもっと深く考えた結果、誰が悪いわけでもなく教室という環境がストレスフルになるタイプの子だったケースだ。

冷静に考えて見ると、みんな教室に当たり前に行っていただろうが教室ってやつはちょーウザい環境だ。特に子供にとってはかなりイヤな環境だろう。

身体を動かして遊びたいさかりに、小一時間ほど人が密集した部屋にじっと座っていないといけないのだ。この環境、実のところかなりストレス価が高めである。もちろん、個人個人で耐性が異なるので、平気な人もいる。当然、耐性が低くてめちゃくちゃイヤなお気持ちになる人もいる。おれである。

俺みたいに、人間の音声が苦手で、近隣に人間の気配があるのもスキではないタイプは教室とかオフィスとかいう環境はとてつもなくストレスフルな環境だ。テレワークが普及し始めた恩恵を受けてはっきり実感したが、人間が近くにワラワラいるのは各もストレスが溜まるものかと当たり前だと思っていた頃は認識できておらず、さりとてストレスはばっちり溜まってたのであった。

テレワークでオフィスに人がいなくなり、在宅でも働くようになったけっか労働のストレスははっきりいって激減したのである(これもやはり個人差があり、近くに人がいたほうが安心する人もいる)。もっとテレワークを増やしたい!

話を戻そう。
こういう人間密集地帯が苦手な者にとっては、教室とかいう環境はめっちゃ不快な場所だ。たとえ先生がよくて、友達と仲が良くても教室に居続けなくてはならない、それだけで延々心身にダメージがかさんでしんどくなる。

しかし、そうやってしんどくなっても子供ってのは自分の状態の言語化がまだ良く出来ない。つーか大人でも自分の状態の言語化は、結構出来ないもんである。

んでもって、大体そういう時の避難先はすぐに家、ではなく保健室であることが多い。原因が教室の環境にあるなら、保健室が避難先なのは腑に落ちる話だ。

保健室は教室と違って人は大体保健医のひとりだけだし、騒ぐ場所ではないので基本静かである。つまるところ、教室の不快感が保健室には無いから保健室に逃避するのだな。ま、人間関係でも干渉は受けにくい場所だから、そういう意味でも保健室は逃避先にうってつけだ。

とにかく、様々な要因で学校が苦手で、心身しんどくなる子はおうおうにしているのだ。

原因がなんであれ、オンライン授業とかも視野に

人間関係が原因ならば、転校やクラス替えで解消する可能性はある。
しかし、教室という環境への適応力がない場合、学校にいかせるのは下策だ。どうあがいても登校を続けるほど損耗して再起不能になる。かなしい。

なので、げんじつの学校の教室の環境が苦手なようであれば、義務教育についてはオンライン授業を受けられないか検討してみると良いと考えられる。昔は家庭教師とか保護者が教えるくらいしか選択肢がなかったので、まあ良い時代だと言えるだろう。

逆に、逃避行動であるげんじつを受け入れず、無理に学校にいかせるのはほんとうによくない。逃げる以上は本人にとって重大な苦痛があるはずだ。親から見て大したことが無い気がしても、子供からしたら大問題である。

そういうわけで、無理行きたくないっていいだしたお子様は、無理させず甘やかしてくだせえ。おねがいします。

戦場へ

当たり前に受け入れている環境が、実際のところめちゃくちゃストレスフルだったが自覚がなかったみたいなケースは他にもわりとある。

ボロボロになってから自覚するのは損なので、なんかへんに行くと疲れる環境とかは重々警戒して、理由がわからなくても避けたほうが良いだろうな。

今回はここまで、またな。

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