認知機会の収奪合戦

現代はコンテンツ超過密時代となってしまったので、面白いつまらない以前にあらゆるコンテンツが血を血で洗う収奪合戦を繰り広げているリソースがある。時間も人生が限られている以上、有限のリソースだがもっと足りないものがある。

認知する機会だ。

あらゆる存在は認知されなければ存在しないも同然なので、あれやこれやの手で必死になって認知されようとしている。これは娯楽にかぎらず、社会問題とか政治とかも認知されないと話が始まらないので、マジで認知機会の奪い合いになっている。

当然なんかプランとかなく漠然ふんわりとWEBに投稿していたら認知されるかというとそんなこともなく、なんかしらのコンテンツを作っている者同士は認知機会を取り合うライバルでもある。だからといって喧嘩をしろ、というわけではないが。

しかしながら、認知の獲得行為である宣伝は基本、ウザイ。
個人の感じ方にはある程度幅があるが、見たいものを見ている時に興味が無いものがしゃしゃり出てきて割って入るんだからまあいい顔はされない。
無料サービスは宣伝広告費か有料支払いをしているユーザーが運用コストを支払っているのだから仕方がないとはいえ、まあウザい。

そういうなんか気分じゃない時にイラっとするコンテンツを押し付けられる事故を防ぐために開発されているのが、利用者の情報から逆算して提供するレコメンド・システム、いわゆるオススメシステムってわけ。

まあ、そういうITの便利な代物も問題がないとも言えない。
判断基準がクリックされたか、だとクリックはされる見た人をいらっとさせる煽りワンクリックバナーみたいなのが氾濫するし、かといって将来的に選別システムが高精度化した結果、宣伝が制御されることで利用者の行動を制御できすぎてしまったり、するかもしれない。俺たちはリアルがサイバーパンク化していく最前線を生きている。

戦場へ

とまあ、何かしらの思惑があっても、書いた物を閲覧してくれたり、スキつけてくれるのはありがたいことなんですよ。なんですよ？タブンネ。

今回はここまで、またな。

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ！

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