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インターネット情報大航海時代

ここ30年くらいで、人類が生涯に享受する情報の量は天文学係数の増加を見ている。情報の保存と配信がIT化によって誰でも、いつでも、簡単に行えるようになったからだ。これは良いことばかりではなく、負の側面の分析と明示化は今後時間をかけて行われると思う。もちろん負が明確になることで、よかった点も明確になる。

インターネット回線が運ぶ情報量も、kbpsからmbps、そしてGbpsと高速大容量化を辿っていて、ゲーム容量の15Gバイトを一晩でダウンロードするなど大昔からは考えられない進歩だ。

で、もうしばらくしたら一般に認知されだすと思われるのが食べ過ぎならぬ情報の取りすぎ、だろう。何事も取りすぎは良くないし水だって飲みすぎるとじっさいしぬ。

この情報の取りすぎの上下限は個人差が大きいと思われるが、一般的な上限はせいぜい7時間~8時間程度であると推測している。何が元かと言うと、小学校や中学校といった教育機関の一日の授業料が6~7時間、そこから塾や家でも勉強でも学習効果に差が付くと言われるので、そのような自習効果を含めての時間だ。結構長いな。休み時間を考えると多分もう少し短くてせいぜい6時間ってとこだろう。

加えて、睡眠時間を削って勉強したとか、仕事の後もたくさん勉強し…みたいなのがあまり成果に結びつかない話は結構聞くが統計的な何かはめんどくさいので探してみてください。基本的に睡眠時間削り始めると帰って知的能力は下がるといわれています。

で、今どきのインターネット。

今どきのインターネットはとにかく認知してもらうための広告が激増し、すきあらば広告がねじ込まれるし枠があれば広告がねじ込まれる。自サイト内コンテンツの宣伝だけのnoteとかまだかわいいほうで(とはいえ俺は初期のミニマルなタイムラインの方がすきだったが)もっと節操のないサイトに行くとメインのコンテンツより宣伝広告の方が多くなってしまっている始末。
Webサービスの運用コストが広告から来ているとはいえ、渋谷の飲み屋街とかを彷彿とさせる邪魔くささだ。

当然、仕事の時間は仕事のことで頭に情報がねじ込まれるし(業種にも寄るが、大手を振って暇でいられる仕事はそうはないだろう)、休憩時間や昼休み、行き帰りの通勤時間でスマホずっといじっているとお脳の休まる時間がない計算になる。

業務時間が8時間、昼休みが1時間、通勤が2時間として、11時間は情報漬けの毎日になっているわけだ。前半の推測した6時間と比較して5時間ほどオーバーしている計算になる。
これに、家事とか育児とかの情報量を時間単位で足すと、もっと増えることになる。これはお脳さんの過労もやむなし。

スマホとかない時代でも、残業がかさんでいる人は本当に疲れた顔をしていたのでやっぱせいぜい無理して10時間が限界ってとこじゃないだろうか。
人類はもっと暇を尊ぶべき時代がさっさと来てほしい。

戦場へ

スマホを手放せばお脳の休暇時間は出来るんですが、ところがどっこい貴重な娯楽をスキマ時間に接種させてくれるのもスマホなんですよね。
やはり労働を滅ぼすしかない。滅びろ労働。滅せよ労働。

今回はここまで、またな。

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