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成果を出すにはOne Teamになる

みなさんこんにちは。
今日は働く上でのポイントとなるOne Teamの重要性について考えてみたいと思います。

みなさん働く上でこの上司苦手だなーとか、この後輩と全然合わないんだよなーとか、この同僚ちょっと絡みにくいなーといった悩みを持つことはないでしょうか。
人間ですので誰でも人との相性はあると思います。
ですが、実際に仕事をしていく中でどうしても関わっていかないといけないというケースがあり、異動するまで待つしかないか・・・と思いながら苦痛に耐えるというようなことがあるのではないでしょうか。
ちなみに私も人間ですので、少しこの人とはやりにくいなということは往々にしてあります。
しかしながら、私はコンサルティングファームに従事していて、3か月でクライアントに成果を出すというような仕事をしているので、待っているとプロジェクトが終わってしまうとので相性が合わない人がいても成果を出すということが必要になります。
そのために私が大切にしているのは、One Teamになるということ、そのために何を意識しているのかをお伝えしたいと思います。


One Teamになるとはどういうことか

まずOne Teamになるというのはどういうことかというと、関係者(社内・社外の仕事で関わる人)が同じ方向性を向いた状態を作るということです。
これがなぜ大事かというと、それぞれが全然違う方向を向いて仕事をしているとなかなか成果を出すことができないからです。
例えばある人は会社の売り上げを上げたい、ある人はコストを下げたいと考えていると、それぞれのアプローチが変わりますし、相手の意見を否定するような状態になり、いずれチームが二分してしまうような状態になってしまいます。
そういったことを防ぐために、チームの目的は何かをきちんと共有し、目的実現に向けて協力しながら働ける状況が大切であり、その状態がOne Teamであると考えています。

One Teamになるためにポイントは大きく3点あり、①まずは相手を助ける、②相手の意見を聞き、否定しない、③自分のスタンスを明らかにするということです。

①まずは相手を助ける

①まずは相手を助けるということですが、こちらは別途掲載しているコミュニケーションスキルは信頼関係を構築するスキルで記載していますので、そちらをご確認いただければと思いますが、簡単にいうと、待っていてもメンバーやクライアントとの関係性がよくなることはないので、まずは自分から相手が困っていることを助けてあげて、相手からも自分を助けてあげよう、協力してみようと思ってもらえる状態を作ることです。(心理学的には返報性の原理などですね。)

②相手の意見を聞き、否定しない

こちらはよく聞くポイントかもしれませんが、やはり人と人が働いているので、それぞれ違った考えを持っていますし、はっきりと意見が言える人、意見を言うのが苦手な人、否定されると人格まで否定されたような気持になり、ポジティブに働けなくなる人などがいると思います。
様々な人がいるのがチームですし、その人たちが最高のパフォーマンスを発揮できる状態になっていることがOne Teamになるうえで非常に重要なポイントです。
チームを運営するうえでよく起こるのが発言が多い人や役職が上の人が部下の発言などを聞いて、それを否定してしまって部下が意見が言えなくなってしまい、ポジティブに働けなってしまうという状態です。
これを防ぐためには、特に役職が上の人は注意すべきですが、必ず相手の意見を聞き、それを否定せずにまずは肯定的に受け止めることです、これをしないと心理的安全性が確保されず、ポジティブに働くことはできません。
ですので、「でも」とか「いやいや」とか否定的な言葉は使わず、まずは「なるほど」、「そうだね」といって、自分自身が前向きに受け止めることが必要です。
これによって、自分自身にとっても想定していなかった角度からの発見があることもしばしば起こります。
また相手からすると自分の意見を言っても良いんだと思えるのでポジティブに働くことができるのでモチベーションが上がり、成果を出していくことができます。
ですので、相手の意見を聞き、否定しないということは自分の思考が深まる、相手のモチベーションも上がる、結果としてチームとしての成果が上がりますので、すごく大切なポイントです。

③自分のスタンスを明らかにする

これは②を意識すると難しいよという意見も聞こえてきそうですが、チームで働いているうえで成果を出すことが必要になりますので、チームとしての考えを明らかにすることが必要です。
これを実現するためには様々なフェーズで様々な意見が出てきてきちんとディスカッションして、チームが納得する必要があります。
この様々な意見を出すにはそれぞれが自分はどう思っているのかをはっきりすること、つまりはスタンスを明らかにすることが重要です。
例えば今後はこれまで売り上げの最も高い自動車を販売していくという意見が出るとします。それに対して本当は今後はEV化が進むからEV車に力をいれていく、他者でも人気のあるSUVに力を入れていく、ファミリー層を狙ってミニバンに力を入れていくなど、本来は様々な意見があると思います。
自分たちの目的は何か、それを解決するためには自分はこうしたほうが良いと思っているという意見が出てくれば違う意見を出すことができますが、意見が少なければ少ないほど、別の考え方があるのではないかといったことに対して議論ができなくなってしまうので、スタンスを明らかにすることが大切です。
また議論しつくされたものはチームとしての納得感があるので、実行に移す際にもチームが力を発揮します。
こういった点からも自分のスタンスを明らかにするということが大切だと考えています。

まとめ

成果を出すためにはOne Teamになり、全員が同じ方向を向いて動ける環境を作ることが大切であり、そのために3つのポイントについて共有させていただきました。
チームを作るのはリーダーだけではなく、フォロワーも非常に重要な要素をしめます。
なにより、そういったチームを作ることは楽しいですし、周りも楽しいとさらに自分も楽しくなると思います。
皆さんが少しでも楽しく働けること、成果をさせるようになればうれしいです。

皆さんの大切にしているポイントがあればぜひコメントを頂けると嬉しいです。

それではまた。


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