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第二十七回:つなぐ、つなぐ
倉下さんの、私以外との「コラボ」はどんな感じですか?
と、前回鷹野さんに話を振っていただきました。
最初に断っておきますと、2018年は私にとってコラボ強化月間、いや年間です。これまでのセルフパブリッシングは、そのほとんどを「ひとりっきり」でやってきましたが、「かーそる」の活動が存外に面白かったこともあり、今年以降はそうした活動も増やしていこうと考えています。
そもそも私は、長年コンビニの店
第二十四回:在庫リスクがなく無限の棚に並べられるから突然売れても機会損失しない
前回の倉下さんは、私のストレートな振りに対し、わりと素直に答えていただきました。天邪鬼はどこへ行った? という疑問はさておき、私も別のグラフを公開してみましょう。これは、私が2012年5月にセルパブした本の、月別の販売部数推移です。2012年5月ですから、Kindleストアが日本に来る半年くらい前の話です。
当時、商業出版で類書は3点くらいありましたが、あまり売れなかったとみえて、改訂版も出ない
第二十三回:売上げグラフに電気ショックを
私は、二十代という多感な時期をコンビニで働いて過ごしてきたので、販売データには目がありません。特に、前回鷹野さんが公開してくださったような単品の販売データは大好物です。ご飯三杯はいけます。
たとえば、あのデータも「販売数では3倍以上も離れているのに、金額ベースだと1.5倍程度しか離れていない。トータルの金額では値段を変える方に軍配が上がったが、変えない戦略もそれはそれでありだな」なんてことを考え
第二十二回:最初は無料、あとから有料、そして値上げという価格戦略
連載の間隔が少し空いてしまいました。ここしばらく、ちょっと予定を詰め込みすぎて、あっぷあっぷになっていました。溺死するかと思ったほどです。続きをお待ちいただいていた方々、申し訳ありません。
とはいえ、もしこの連載が、誰かから原稿料をいただける形であれば、あるいは、ちょっと美味しいもの食べられるくらいの投げ銭が毎回いただけるような状態であれば、優先順位を跳ね上げ多少無理をしてでも原稿を仕上げていた