第二十四回:在庫リスクがなく無限の棚に並べられるから突然売れても機会損失しない
前回の倉下さんは、私のストレートな振りに対し、わりと素直に答えていただきました。天邪鬼はどこへ行った? という疑問はさておき、私も別のグラフを公開してみましょう。これは、私が2012年5月にセルパブした本の、月別の販売部数推移です。2012年5月ですから、Kindleストアが日本に来る半年くらい前の話です。
当時、商業出版で類書は3点くらいありましたが、あまり売れなかったとみえて、改訂版も出ないし後追いも出ない状態でした。そこに私がセルパブで参入したわけですが、やはりあまり