電気orエネルギーそのものを通貨とし、担保ともする、という想像~お金の話をするINFP
それはペトロダラーにも本質は似てるのかもしれない。
こんにちは。
これは、私が昔。
お金の本質と平和を考えていたときの、
ちょっとした想像です。
独自の経済圏を構築する、と考えてみたとき、信用できる通貨はどのようにしたら創造できるか?
「安定して、一定の価値のものと、いつでも交換できる」ことが通貨の価値とすると、誰もが容易に入手でき、かつ、何者にも何事にも動じないものが担保として必要になる。
現代の旧来の仕組みでいえば、それは金、米、あるいは石油。担保がない場合、これは極論、その経済圏のときの支配者のさじ加減ひとつ。
誰もが自給自足する世界になったとして、もっともコモディティといえるもの、自然にあまねく存在するもの。
それはおそらく太陽の光と空気と大地。
一定量のそれと交換できることをもって、通貨の単位とするなら、それはナイーブには全人類への平等な資産として機能する。
しかし、「対等」がおそらく本能的なレベルで馴染まない人間もまた、世には存在する。おそらく。
階層と独占、支配。それだけが唯一の安寧だと考える人々は、仮に極めて普遍的な資源が人々に与えられたとしても、一極集中、偏在と独占を目指して争いを起こす気がする。
そこまでいかないにしても、野心などもたない人々にあっても、資源の確保が自身の優位、有利につながるのであれば、おのずからそのように動く気もする。
どの程度あれば満たされるのか、という問題かもしれない。この目的では、ベーシックインカムとほとんど変わらないような気もする。
さておき。
かりにそうした光、風、土、が通貨たりえるなら、その価値、ポテンシャル、エネルギーを、その形のまま流通させることはできないだろうか?
電力自体をインターネットで、あるいはそのような形態で、送受信できれば、通貨のメタ情報ではなく、交換される対象そのものがやりとりできる。言うなれば、交換価値が物自体に定義されている物々交換。
ワイヤレス伝送の技術も組み合わせれば、電力はもはやただのエネルギーではなく、いつでもどこでも交換できる通貨そのもの。それも、世界中で通用する。
2000kcalもあれば1日を生存できる人間。そのエネルギー量は1m2に降り注ぐ太陽のそれと大差ない。(計算には自信がないので気になる方は計算してみてください)
だから、極論を言えば、人一人は10m2の土地を与えられていればエネルギー収支は余裕をもってプラスであって、そう多くを必要とはしない。ケチれ、ということではなく、限界ははるか遠くにある、という話。
技術自体は、もう手の届くところにある。さて、人類はどのような道をこれから辿るのかな。
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