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【今がチャンス】薬局(自分の足元)を見直して次につなげよう!(改善シート付♪(お値打ちですよ~(笑)))

・初めに

コロナの影響も落ち着かない中、医療業界も厳しさを増してきていると思います。
当初、我慢すればいずれ回復するだろうという薬局関係者の見識で進んでいたと思いますが、自分は長期化すると踏んでいました。

理由として、IT系の方々のブログ等を拝見していると、今回の一件は、世界がリセットされているぐらいの内容である、インターネット革命と同じぐらいのインパクトであるということを読んでいたからです。

何が言いたいのかというと、大手でさえ、今まで先を走っていたにもかかわらず、リードが小さくなってしまったということです。
コロナが発生して1年を過ぎようとしていますが、リードが小さくなっても、大手チェーン薬局系は、裏で少しずつ動いていました。例えば、オンライン服薬指導の準備であったり、バイク便などによる当日配達などです。今後も、調剤薬局以外でもドラッグストア、他業種であるスーパーやオンラインショップなどが幅広く調剤の分野に進出してくるでしょう。
リンクをつけておきますので、下記の一例をご覧ください。探せばいくらでも出てくると思います。

・他業種での対応

医療業界は、クラスターなど怖さもあるとは思いますが、一般企業でも倒産が増えており、ニュースで見てわかる通り、生き残りは必死です。

下記のyoutube動画は「従業員を辞めさせない バス会社熱血社長の奮闘記(ニュースとキャスト特集より抜粋)」でわかる通り、民間企業では、他のことをしてでもなんとか生き残ろうと必死にやっていることがわかります。

・薬局業界ではどんな対策をしていますか?

コロナというイベントは、確かにどの業種もきついのは事実です。
では、いらっしゃらなくなった患者さんをどのようにいらしていただくようにしますか?ホストの医療機関に依存してただ待つだけでしょうか?
コロナを言い訳にして、何もしないところがたくさんあると思います。
薬剤師会も、残念ながら、助けてはくれません。なぜなら自分が経営している薬局も厳しいからです。
しかも、従業員の給料は、患者さんからいただいています。いらしていただけなければ経営が赤字になるということを現場の方々は考えて、かつ、何かしらアクションを起こされていますでしょうか?

また、Noteで記事を書かれている「菊地将和(株式会社goose up 代表取締役)様」であったり、「ファーマキューブの中の人【保険薬局の業務改善note】様」も同じように薬剤師が経営を考えてもらいたいと訴えていることからも分かるように、自分が警笛を鳴らしていることと似たようなことをおっしゃっています。もし、ご興味があれば覗いてみてください。わかりやすくておすすめです♪

さらに、昨年から薬価をさらに下げる動きも出ており、コロナで出費した分、国の財布も一層厳しくなっています。

自分は、今回のコロナパンデミックは、大きなチャンスであると思います。
理由はいくつかありますが、自薬局・グループを見つめなおすことにより、足りないところや課題などが見えてくると思います。

もちろん、対策にはお金がかかるものもあるかもしれません。補助金の活用であったり、対策にお金がそれほどかからないところから始めるということもあります。

ドラッグストアやオンラインショップにはポイント還元という大きな武器があります。カード払いもできますし、場所によってはWi-Fiがつながりのんびり待つことのできる待合室もあります。
しかも、今は、零売薬局というのも少しずつ浸透しつつあります。零売薬局というのをご存じでしょうか?昔は、零売薬局と言われると、処方箋がなくても医療用医薬品を購入できるので、薬剤師会や行政から目をつけられていたのですが、ダイバーシティと騒がれている今、患者さんのニーズが少しずつ増えるのではないでしょうか?2020年12月から、「一般社団法人日本冷媒薬局協会」を設立し、少しずつ世間も変わりつつあることを認識されてもいいかと思います。参考までにこちらのリンクも入れておきます。

こういった、たくさんの多店舗がある中で、自薬局では、患者さんが気持ちよく来ていただく、待っていただく、相談したいと本当に思える薬局作りはできていますでしょうか?

資金力については、大手調剤薬局やドラッグストアには勝てるわけがありません。でも、大手でさえできないことが実はたくさんあります。

大手は、いい意味で言うとマニュアル化をして統一しますが、実は、小回りがききません。どの仕事もそうですが、言いなりになっている人からは、残念ながらいい仕事はできません。指示系統も多いですからね。

自分は、中小薬局の方がチャンスがたくさんあると思います。
大手だって、患者さんを囲いきれませんからね。もちろん囲おうと努力はしているので、利便性を考えるとだんだんと囲われしまい、中小薬局も厳しさを増すとは思います。

・対策

では、どうしたらいいかという部分になりますが、自分のおすすめは、自分の立ち位置(現在位置)を分かったうえで対策を立ててもらいたいと思います。
だれも、やりたくはないと思います。ただ、悪いところや改善点を言えというのではなく、自薬局・グループもいい点は必ずあるはずです。
それを洗い出し、ライバルの状況も見据えたうえで、対策を考えるのが一番いいと思います。PDCAサイクルのようなものですね。

実は、このシートは、知り合いの薬局大手某薬剤師派遣会社の方にも使っていただいており、大変好評でした。
若干作成のお手伝いもしましたが、おおむね30分~1時間ぐらいで終わりました。

シートは二部構成になっています。

シート作成が難しいと感じるようでしたら、一番下のおまけを見てみてください。ショートカットできるよう次の手を打ってあります。(笑)

 1.「薬局分析シート(マーケティング戦略体系図)」にて薬局分析の実施

ここでは、マーケティングで使われる、3C分析やSWOT分析をすることによって、相手の強み・自分の強みを見つけてそこから何ができるかを示します。

薬局分析シート

3C分析とかSWOT分析って聞いた瞬間に難しいと匙を投げだしたくなりますよね。なので参考になりそうなURLをいくつか貼っておきます。

 2.対策シートに対策案の記載および点数化

自分たちが攻めるテーマが決まったら、対策シートにできるだけ多く対策案を書き込みます。案を書いた後に自分たちの主観で構わないので、点数化をし、高得点であればあるほど優先的に行った方がいい事案になります。

対策シート

他で使いたい方もいらっしゃるかと思いますので、下記にPDF及びエクセルも貼っておきます。
もし、シェアなどしたい方いらっしゃれば、一報いただけると筆者はとても喜びます(笑)。

・作成上の注意

多分、読まれた方は、うわーと思われたのではないでしょうか?
こんなにたくさん埋めれないよと言いたい気持ちも分かります。
でも、やってみればわかりますが、頑張って入力してみると案外いろんなものが見えてきます。

実は、大事なのは関係者みんなで作成することです。
理由はいくつかあります。

1.課題出しなどの案は多ければ多いほど、いろんな対策ができます。
 案をたくさん取り込んでいけばいくほど、ブラッシュアップされます。
2.発言をした内容は、その人は必ず何か行動をしてくれます。
 問題はみんなで共有をしてみんなで対応しなければ意味がありません。
 問題を解決するという意思を出すためにも大事なことです。

・最後に

今回のコロナは、対策の可否により今後の経営が左右される大事な局面だと思います。
日本中がマスクをして予防するようなことが今までありましたでしょうか?
「ピンチはチャンス」、「脚下照顧」いろんな言い方があるとは思います。

文明は、便利になる方にしか向かいません。一方、規制は、事件が起きれば厳しくなるだけになると思います。

個人的には、今までのやり方が通じなくなっているのは肌で感じていると思いますので、是非一度、自分の立ち位置などを見直して、できることから改善して対策していかれることをお勧めします。

本日もお読みいただきありがとうございました。m(._.*)mペコッ

・おまけ

もし、対策したいけど、内部の人間だけでは難しいなど様々な状況があるかと思います。
その時にはご相談していただければ少しはお力になれると思います。

また、例示は今回避けさせていただきました。
理由としては、
・先入観が入ってしまうと、真似っこで終わってしまうこと
・知恵を絞った改善でないと、効果が薄いこと
があげられます。

ただ、現場は忙しくて、対応できないよという意見が出る方もいらっしゃるとは思います。
次の記事(有料を予定(安めに設定予定))では、その方々を対象とした内容で書かさせていただきたいと思います。

P.S記事が完成しましたので下記にリンクを張っておきます。
時間短縮になること間違いなしです!


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