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自律神経の乱れを整える秘密兵器:蒸しタオル

最近、なんとなく体調が優れないと感じることはありませんか?それはもしかすると、自律神経の乱れが原因かもしれません。自律神経の乱れを整えるために効果的な方法として、蒸しタオルが注目されています。今回は、自律神経の役割や乱れる原因、そして蒸しタオルを用いた自律神経の整え方について詳しくご紹介します。

自律神経の基本と乱れの原因
自律神経は、私たちの体内で無意識に働く神経系で、交感神経と副交感神経の2種類から成り立っています。交感神経は主に活動時に優位になり、副交感神経は休息時に優位になります。これらがバランスを保ちながら、体の各機能を調整しています。

しかし、現代社会は過度なストレスにさらされやすく、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないことがあります。この状態が、自律神経の乱れです。肉体的ストレス(疲労や睡眠不足)や心理的ストレス(不安やショック)、さらには気候変動による自然界のストレスも自律神経を乱す要因となります。

自律神経の乱れによる症状
自律神経が乱れると、さまざまな症状が現れます。例えば、下痢や便秘、頭痛、疲労感、首や肩のこりなどが一般的です。また、体温調節がうまくいかず、冷えを感じやすくなることもあります。日本人の平均体温が昭和40年代の36.7℃から現在では36℃を下回るデータもあり、冷えに悩む人が増えています。

蒸しタオルで自律神経を整える方法
自律神経を整えるためには、体を温めることが効果的です。特におすすめなのが、目を温めることです。目元には多くの副交感神経が集中しており、蒸しタオルで目元を温めると血流が改善され、全身の血流も良くなります。また、温めることで脳の血流も促進され、幸福感をもたらすホルモン「β‐エンドルフィン」の分泌が増加します。

蒸しタオルの作り方と使い方


1.)フェイスタオルを3枚用意する。
2) 3枚のタオルを水に浸けて絞り、600Wの電子レンジで1分ほど加熱する。
3) まず1枚目のタオルを広げて温度を少し下げてから目元を覆う。
4) 熱いままの2枚目、3枚目のタオルを上に重ねる。
5) これを2~3回繰り返す。
6) 目を温めるだけでなく、耳を温めるのも効果的です。耳周辺にも多くの副交感神経が走っており、耳を温めると内臓機能の改善やネガティブな気分の緩和が期待できます。

蒸しタオルを使った耳の温め方

1) フェイスタオルを1枚用意する。
2) 水に浸けて絞り、600Wの電子レンジで1分ほど加熱する。
3) タオルを広げて温度を少し下げ、適当な大きさに折りたたむ。
4) 耳を倒すように蒸しタオルを当て、耳の裏側を5~6分温める。
5) 蒸しタオルの効果を最大限に引き出すために蒸しタオルを使用する際には、やけどに注意し、温めた後は皮膚をしっかりと乾かすことが重要です。

また、効果を実感するためには継続が必要です。副交感神経が優位になることで寝つきが良くなるため、就寝前の習慣にするのがおすすめです。

さらに、自律神経のバランスを整えるためには、規則正しい生活も欠かせません。しっかりと睡眠を取り、バランスの良い食事を摂り、適度な運動を行うことが大切です。

蒸しタオルを活用して、自律神経のバランスを整え、健康的な毎日を送りましょう。

参照
タオルト
「なんだか調子いいかも…?」蒸しタオルで目と耳を温める
2021.12.17

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