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おじさんnote初心者が、3週間やってみて感じたこと

プチ・セカンドライフのスタートラインに立って

ずっと、つい最近に学生時代を送った様な感覚で、多忙な日常の仕事に追われて日々を過ごしていたら、気が付くともう人生の半分以上が過ぎてしまっていました。まだ仕事を続けてはいますが、いわゆる「役職定年」に相当する時期を迎えたことで、プチ・セカンドライフがスタートしました。

考えてみたら途中、結婚して子供ができ、その子供も成人して、自分自身の職場での立場も年と共に変わっているので、それ相応の年齢を重ねているのは当たり前なのだけれど、やりたかった事ができないまま、気がつくと何十年も過ぎてしまっていたと感じるのは、忙しすぎたせい? 働き方改革が叫ばれ始めたのは最近のことなので、自分達の世代はその恩恵を受けていませんでした。

時間ができると、若い時からやりたかったものの、時間がなくてできずにいたことが、いろいと浮かんできました。
でも実際に何ができるのかというと、この歳相応に体力や運動神経が落ちている、目が見えにくい、記憶力も落ちている、そもそもセンスが昭和のおじさんである…

イメージと実体のギャップによる厳しい現実を嫌でも意識させられることになります。

何をやるにもSNSは強力な武器だけど…

自分たちが学生のころは、スマホどころかパソコンもなかった。SNSなどは皆無の状態で育ってきましたが、今は何をやるにもSNSが中心…

旧ツイッターやYoutubeなんかをやっていないわけではありません。が、これは世代のせいなのか性格のせいなのかわからないけれど、どうも疲れます。
何が疲れるのかというと、もしかするとZ世代の若い人も一緒かも知れないけれど、届いてくる内容から世の中の嫌な部分がすごく見えてしまうということ、承認欲求を満たしたいと思わせるしくみに造られていること、さらに、コンテンツを作るためのPCあるいはスマホでの作業が、この歳になるとつらくなってくるということ などが挙げられます。

特に動画編集など、画面の中で小さな字や画像を見て作業をやったあとは肩や目に疲れがたまり、体に良くないなあと感じます。

noteの良いところ

3週間前にnoteをはじめて、何本か記事を書き、いくつかを公開しました。
その中で、noteはなかなか良いのではないか、自分に合っているんではないか、と結構手ごたえを感じています。
おじさんnote初心者のわずかな経験から得た私見ですが、以下にnoteの良いところを書いてみます。

  1. コンテンツが良質

  2. 欲を出さなければ承認欲求に惑わされない

  3. 投稿が楽

  1. 旧ツイッターなどをやっていて嫌になる点の一つに、他人への悪口、誹謗中傷や、一般の良識を逸脱した内容の投稿をしばしば目にすることが挙げられます。今までのところ、noteではまだその様な経験をしていません。悪口を中心にしてそれなりの長さの文章を書くのは結構大変だと思いますし、書いたとして読者がつくとも思えませんので、粗悪なコンテンツは生まれにくいプラットフォームの様な気がします。

  2. SNS文化に慣れた世代は、承認欲求が強いと言われます。確かに、多くのプラットフォームは他人に「いいね」されたり、フォローされることに強い動機付けがなされている様に感じます。もちろん、noteにもフォローや「スキ」がありますし、収益化が目的の場合は、見てもらってこそ価値があるわけですが、必要最小限の文字数に限られる他のSNSと違って長文が書けるnoteでは、書くこと>見てもらう/承認される が強い動機になる人があっても良いと思います(後でも述べます)。

  3. Youtubeに投稿するのは、動画の編集が必要です。動画を撮影・編集し、文字、音をタイミングよく組み合わせて作成し、うまく出来ているか確認をしてアップロードするという過程に、複数の機器やアプリ間をやり取りすることが必要だったり、時にうまくいかなくて何度かやり直したりして時間がかかることもありますし、その間こまかい画面を集中して見続けることは、私のような年齢の者にとっては結構つかれる作業です。それと比べ、noteは基本的に文章だけで、画面のレイアウトも見やすく、修正も用意で、あまり疲れません。

そして何より書くことが楽しい

いろいろ書いてきましたが、結局いちばん重要なことは、書くこと自体が楽しいことです。

自己紹介にも書いていますが、もともと私は小学生の頃から書くことが好きでした。その後、受験勉強、理系に進学、就職そして仕事をする上で、業務上の文章は書いてきましたが、フリーハンドで自由にものを書くということなく約50年が経過してしまっていました。

書くことは、自分の考えを整理することになります。
日々なんとなく悩んでいること、うまくいかないことなど、書くことで解決策がまとまることがあることに気付きました。恥ずかしい内容なのでいまのところ「下書き」に収めているものが多いですが、いずれ公開できる日がくるかも知れないと思って書いています。

今は、「🔶私の好きな奈良」として、訪れた奈良の良いところについて書いています。訪れて学んだことを文章にすることで知識が整理できるし、自分自身の記録にもなります。皆さんに見てもらって「スキ」をいただければもちろん嬉しく励みになりますが、それ以上に書くことによる自分へのメリットを感じています。いまのことろは、読んでもらえず落ち込んだり、承認を得るためにあれこれ策を弄したり、ということとは無縁で、自然体で執筆を楽しんでいます。

最後まで読んでいただき有難うございました。もし私の経験(わずか3週間ですが)が誰かの参考になれば、望外の幸せです。

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