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小学生の時の作文シリーズ⑨

 今日は、先日も書いていたように、新美南吉の「ごんぎつね」の感想文を紹介したいと思います。

 ごんぎつねを読んで  わたしはごんぎつねを読んで、いちばん、いいなあと思うところは、ごんが、いたずらをたくさんするところです。どうしてかというと、いたずらをするきつねは、よくいるし、かわいいんじゃないかぁと思ったからです。どんないたずらをするかというと、いわしをとったり、人の家のものをとったりするところです。ざんねんなところは、ごんが、さいごに死んでしまうところです。ごんは、死なないで、ずっと生きていれば、いいのになあと思いました。でも、このお話は、なかなか、おもしろかったです。でも、ごんが、死んでしまう時は、とってもかわいそうだなと思いました。

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 「ごんぎつね」がどんなストーリーだったか、細かい部分などはおぼえていないのですが、なにか非常に、心に残るお話のひとつだったことは確かで、今読むと、いったいどんな感想を抱き、どんな風に思うのかが自分でも知りたくて、もう一度読んでみたくなりました。

 感想文もこれだけではなく、場面ごとの感想文もあったりして、当時の国語の先生も、「ごんぎつね」にはけっこう思い入れがあったのかもしれません。なのでまた紹介したいと思っています。

 切なくなったり、悲しくなったり、けっこうもやもやするお話だと思うのに、当時の自分は「でも、このお話は、なかなか、おもしろかったです。」なんて書いていて、「なかなか」って何だよ?!って感じです。最後は「でも、ごんが、死んでしまう時は、とってもかわいそうだなと思いました。」そうなんですよね。ごんのかわいらしいところや、やさしいところも描かれていたはずではないかと、思い出しているところです。


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