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麻雀:簡単な麻雀の点数計算の覚え方 レベル2

この記事は、「麻雀:簡単な麻雀の点数計算の覚え方」の記事の一部です。レベルごとに記事を分けています。他の記事も参照してください。


レベル2:符計算なしであがり役(あがりの形)で点数申告をしてみよう

満貫以上の点数のレベル1がクリアできたら、次は満貫未満の点数です。

満貫未満の点数は、満貫以上の点数のように1000点単位ではなく、100点単位の細かい点数となるので、覚えるのが大変です。
また、満貫以下の点数申告には符計算が必要で、更に難しくなります。

この段階が「点数計算が難しい」と言っているたいていの人の壁になっています。なので、壁を少し壊して、低くしてみましょう。

これまでに麻雀を長くやってきたことのある方なら、大抵の場合(経験的に8割くらい)は、満貫未満の点数のあがりは20符〜40符で決まり、あがり役(あがりの形)によって符数もだいたい決まってきます。

特に、ピンフは符がつかないから平和(ピンフ)という名前が付いていて、符計算が必要ありません。

ピンフ以外のあがりでも、ツモかロンかで最低符数が決まっているので、まずは、符計算をせずにあがり役(あがりの形)だけで点数申告してみることにしましょう。

以下の一覧があがり役(あがりの形)と最低符数です。

あがり役と最低符数
・面前ツモ+ピンフ:   20符(符計算不要で固定)
・面前ロン+ピンフ:   30符(符計算不要で固定)
・面前ツモ(ピンフなし):30符以上
・鳴きツモまたはロン:  30符以上
・面前ロン(ピンフなし):40符

要は、あがった時に、

1)面前だったのか?鳴いていたのか?
2)ツモだったのかロンだったのか?
3)ピンフがつくのかつかないのか?

それだけ確認して、点数申告をすれば随分楽になるんじゃないでしょうか?

自分がどうやってあがったかで、何符になるのかの符数を確認して、点数表に照らし合わせて飜数と符数から点数を申告するだけです。

そして、この方法では、20符、30符、40符を覚えるだけで大抵の点数申告ができるのです。
だから、まずは、符計算に目をつぶって点数申告してみるところから始めてみましょう。

符計算をすると、最低符数よりも符数が高くなって点数が高くなる場合があります。
低く点数申告することで損をするかもしれませんが、点数の差額は勉強料と思ってはじめてみてください。点数計算がなかなかできない人にとっては、最終的にできるようになるまでの近道になるのではと思います。

親切な仲間なら「符ハネしてXX符になるよ」と教えてくれるかもしれません。

20符、30符、40符のあがり点数表は以下の通りですが、まずはポイントを記載します。ポイントを踏まえて、点数表を見てください。

ポイント1:同じような数字が出てくるので、うまく関連づける
ポイント2:子のツモ時の親からもらう点数は、親のツモ時の子からもらう点数と同じ(繰り返しになりますが)
ポイント3:親のロンと子のロンは点数の系列が違うので別々に覚える




20符の点数 (ピンフ・ツモのケースだけなので、ツモのみ記載)


あがりの形
・面前ツモ・ピンフ

      2飜     3飜     4飜
子ツモ
  400・700  700・1300  1300・2600
親ツモ  700オール  1300オール  2600オール


30符の点数


あがりの形
・面前ロン・ピンフ
・面前ツモ(ピンフなし)
・鳴きツモ、鳴きロン

     1飜    2飜     3飜     4飜
子ツモ
 300・500 500・1000 1000・2000  2000・3900
親ツモ 500オール 1000オール 2000オール  3900オール

子ロン  1000    2000    3900     7700
親ロン  1500    2900    5800     11600


40符の点数


あがりの形
・面前ロン(ピンフなし)

      1飜      2飜        3飜      4飜
子ツモ
 400・700 700・1300 1300・2600  満貫
親ツモ  700オール  1300オール   2600オール  満貫

子ロン  1300     2600      5200    満貫
親ロン  2000     3900      7700    満貫



覚え方


実際に、20符・30符・40符の子ツモ/ロンと親ツモ/ロンでは、3つの系列(15種類)の数字しか出てきません。

まず、この15種類の数字から覚えましょう。

特に、40符は20符の倍の点数となるので、どちらかを覚えると両方覚えたことになります。覚えられない場合は、20符、30符、40符の3種類の点数表だけ自分のメモとして手元のテーブルに置いて、ゲームをすると良いでしょう。

  • 系列1:400→700→1300→2600→5200

  • 系列2:300→500→1000→2000→3900→7700

  • 系列3:1500→2900→5800→11600




チートイツ(七対子)

最後に、チートイツ(七対子)ですが、この場合もピンフと同様に符計算はいりません。また、100点以下のきりあげが発生しないので、ツモとロンの点数の誤差が生まれません。

25符の点数


あがりの形
・チートイツ(七対子)

      2飜      3飜        4飜
子ツモ
 400・800 800・1600 1600・3200
親ツモ  800オール  1600オール   3200オール

子ロン  1600     3200      6400
親ロン  2400     4800      9600




最後までお読みいただきありがとうございました。

次は、レベル3です。記事はこちらです。
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