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親しき仲"こそ"礼儀あり、だと思っている

親しき仲にも礼儀あり、という言葉がある。

でも私は、誰かと一緒に生きていくにあたっては、親しき仲"だからこそ"礼儀ありだと思っている。

「礼儀」は対人関係での気配りや敬意、慎みの気持ちにもとづく行動の規範である。(goo辞書)

例えば私は誰かと一緒にいる時にコーヒーが飲みたくなったら、一応相手にも、コーヒーいる?と聞いてみる。いらないかもしれないし好きじゃないかもしれないし今は控えてるかもしれないけど、聞くことに意味がある。

少ししんどそうにしていたら、どうした?と声をかける。風邪なのか、頭痛なのか、嫌なことがあったのかはわからないけど、それぞれに寄り添い方がある。

外に出ることがあれば、そういえば何か必要なものないかなぁと考えて、相手が特になさそうにしていても自分の好きなものを買うついでに相手が好きそうなものがあれば買って帰ろうかなとか。
なくてもいいけど、あれば喜ぶだろうなぁ。あればきっと嬉しいよなぁ。というもの。その手のものは、人生の苦いひとときを素晴らしいものに変えてくれたりするのだ。

まあそこまでできない日もあるし、する必要のないことだってあるだろう。
でも、一緒に住んでたり、親しい仲であるという自覚がある相手のことはある程度考えて行動する。それが相手の心も自分の心も柔らかくする秘訣だと私は思う。

想像力を発揮してできるだけ自分本意の部分を引き算した答えを用意する。
そうすることで自分と自分の親しい大切な人の日常はもっと愛に溢れたものになる気がするのだ。

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