【1232】北風が負けた理由
12月32日のニュースです。
イソップ物語に「北風と太陽」がありますが、
シンプルなのに、なぜか、ハッとさせられるなぁと感心してきました。
そんな中、コロナ禍の中、長年のモヤッとしていたことを、少し考えてみました。
なぜに北風が負けた?という疑問です。
ご存知の通り、北風と太陽が、ある旅人の上着を脱がせる対決の話です。
結果、太陽が勝つわけですが、この話に出てくる北風が使った手法は、直接的に風を使って上着を脱がせようとするもので、
筋の通ったやり方だなと思っています。
疑問に戻りますが、なぜ北風が負けてしまったのか、それがずっと疑問でした。
いろいろ考えてみて、これかなという結論にたどり着きました。
それは、「北風が、旅人の上着を着る目的を侵害したから」です。
旅人はきっと、寒さを凌ぐために、上着を着ていたんだと思われます。それが、北風に煽られることで上着が脱げてしまう、上着がなくなるとまずい、という防御本能を刺激した為、さらに用心して自分の上着を守る行動に出たという、考えです。
一方太陽は、寒さを凌ぐ目的を侵害しなかったことから、上着を脱がせることに成功したんだと思います。
人は、大事にしているものを侵害されると、
それを絶対守るという本能を持っていると思います。そこに触れてはいけないということですかね。
それでは、さようなら。
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