第1話 わたし
あらすじ
【6月某日 就職活動真っ只中】
大学で単位を取得するため「地方創生論」の授業————
1限で眠い目を擦りながらスクリーンを眺める
そこに飛び込んできた私のココロを躍らせたあるものとは・・・
就活する学生
平凡な生活を送る千葉の大学に通う学生。
就職活動を大学4年の6月から本格的に始めるマイペースぶり。
他の誰とも被らない、あまり経験のできないことをしたい。という特別感に浸りたい気持ち一心で活動をしてきた。何か大切なことを忘れて――
・・・
大学では、まちづくりを中心としたゼミに所属し、将来は「地域のために何か貢献したい」と密かに思っていた。その当時「起業がしたい!ネット上で地域の人たちが繋がれるコミュニティ・プラットフォームがつくりたい!」と思っていた。それを周囲に公言していた。言霊で夢がかなうと信じていたからだ。
だが、この気持ちを反対される出来事が起こった。
とても傷ついた。あ、私には起業する資格がないんだ… そんな一人の言葉で折れてしまうような私は起業なんてできっこないんだ…と落ち込んだ。
そこで就職活動するか検討した。この時点で大学4年の6月。
出遅れた状態の私。いいのか。プライドが邪魔してだれに相談すべきかわからなくなり、混乱していた。
自分に自信がない割には、頑固でわがまま。外面はいいけど、継続力、伝える力、受け入れる力、人間関係力が全くなかった。今までの人生、きつい・苦しいばかりで楽しいと思えることが少なかったと思うくらいネガティブな感情になっていた。
こんな人間が社会に認められるのだろうか。
この考えが頭の中で葛藤していた。
↓当時よく聴いていたTHE RAMPAGEの楽曲。
自己と向き合う日々
当時、家出をし東京のシェアハウスでストレスを抱えながら暮らす日々。
週2で大学に通い、週6でアルバイトをこなす生活。遊ぶ暇もなく、自分の生活のためばかりに時間を費やす。
こんなことが頭の中でぐるぐる・・・
正直頼れる人がいないのはきつい。
でも「頼っていいよ」って言葉を信用できない。
本当は寂しくて誰かの手を借りたい。だが、プライドが邪魔して勇気をもって伝えることができない。
信頼していたキャリアの先生はいたが、なかなか素直に本音を話せない。
詰められるのを知っていたから。。。
と悩んでいた時・・・・
「地域創生論」という授業を履修していた。その授業で運命的な出会いをする。
「きょーちゃん」との出逢い
6月某日
授業は直接地域に関わっている大人の話を聴く回になった。
オンデマンド方式で様々な大人の話を聴く。そのうちの1回の授業で出逢ったのだ。
この情報を聞きつけた私。
その瞬間ワクワクし興奮した。眠かったはずなのに眠気さえ吹き飛ばすほどだ。きょーちゃんの話は情熱的で非常に面白かった。※¹
話を聞き終わった後、授業中なのにヤッチャの学校のホームページを開いて即面談の申込みをした。
授業中にチャットを使ってきょーちゃんにリアルタイムで質問した時の写真
↓↓↓
ちなみに
きょーちゃんは杉本恭佑さんのこと。
ヤッチャの学校とは宮崎県日南市油津での地域留学プログラムのこと
きょーちゃんと面談
きょーちゃんの話を聴くたび行く気満々になって行く。きょーちゃんの話はすごく面白くて、かつ たくさん褒めてくれる。自分を認めてもらっている気がしてうれしくたまらなかった。(笑)心つかまれていたわーー
きょーちゃんに就活の相談もした。
心の内をすべて話して、就職をすべきかきょーちゃんに聞いた。
すると、きょーちゃんは
一度企業に入ったほうがいい
と自信満々に言ってきた。
この人の言っていることはなんでか根拠はわからなかったけど、正しいことなのだろうと思った。(これが予感ですな!!)この時からきょーちゃんのことは信頼していた。この人についていきたいと思った瞬間だった。
そして話は進み、吸い込まれるかのように面談でヤッチャに行くことが決まった。わくわくした。これからの未来ほぼ真っ暗で見えていなかった私に希望の光が見えた。
これが私の人生を大きく変えることは知らずに・・・
【面談後の後日談…】
きょーちゃんと一度話しただけなのになぜかと信頼をしてしまい(もう少し警戒心を持て(笑))就活の相談をした。(相談できる人がいなかったのにできたからうれしいがあまりの行動力!?!?)親身に朝8時だというのに電話して聴いてくれるやさしさ。あの時はきょーちゃんの一言があって一つの悩みが解決した。きょーちゃんには本当に感謝している。
ありがとうございます。
余談
※¹〔当時のことを振り返ると私は必死にメモをとり、きょーちゃんのプレゼンに心を奪われていたな(笑〕
第2話 予告
ヤッチャでの生活 第一弾
メンバーに恵まれた~楽しい日々が続くな。。。と思った矢先・・
目的地設定ワークと現在地確認ワークなどなど
新たに出会う人たちがたくさん出てくるのでお楽しみに♪
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