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書評

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読んだ本について。メモ書き~ちょっとした考察まで。
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#読書感想文

『基礎から学べる現代アート』読了。知識を仕入れるのはいつだって楽しい。
時系列を追うと分かりやすいですね。もちろん、そうは言ってもシミュレーショニズムあたりで頭パンクしそうになりました。この知識だけで太刀打ちできることはないでしょうけど、美術館に行きたい。いろんなものを見よう。

ramhome
17時間前
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20240615『羊子と玲 鴨居姉弟の光と影』

好きな画家鴨井玲に惹かれたのは、比較的最近。 それまで、好きな画家は? と聞かれる度、答え…

ramhome
8日前
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メイド、で思い出しました。書籍『執事が教える 至高のおもてなし(略)』よくあるハウトゥー本ですが、エピソードの数々に”執事”という職業の特異性が相まって楽しくサクサク読了。”おもてなし”の真髄は、知っているようで知らない心遣い、そして、感動させるためのパフォーマンスなんですね。

ramhome
4か月前
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『鴨井玲 死を見つめる男』読了。
死を見つめ、死に魅入られてしまった天才の姿を、一番近い人たちのエピソードから迫っていきます。人を惹きつける鴨井にまつわる話はどれも彼の洒落ていていながらどこかほの暗く興味深い。文章も味わい深く、彼の人となりを知る一番の資料ではないでしょうか。

ramhome
7か月前
1

『五分後の世界』感想(2023/05/06)

ああ、これ知ってる。『ゼロの使い魔……おススメされたので読んだ。 四宮さんからおすすめさ…

ramhome
1年前
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目取真俊『水滴』読了。
なんだこの怪作は……。設定の異様さに着目して読みましたが、沖縄というテーマとマジックリアリズムが融合して非常に面白い。なんと言っていいのかわかりません。短くて非常に読みやすく、それでいて後を引く。怪作でかつ快作。何作か読みたくなりました。

ramhome
1年前
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『ブラックボックス』読了。味気のない文章……被写界深度の浅い世界。他人の心理、社会の機構、全て表層で捉えている。それらは、『ずっと遠くに行きたかった』というサクマの閉塞感を的確に描き出す。これは、他者、世界への関心を薄れゆく現代人が、少しだけピントを合わせ始めるまでの話——。

『abさんご』20231116

満ち足りた中にあるもの aの道とbの道,ひとが生きるあいだにはさまざまな岐れ道があり,けっ…

ramhome
7か月前
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『潰玉』再読感想(20230726)

『潰玉』の再読薦めるからには読み直さねば、そう思い、 私は再びこの狂気に振れた—— はじ…

ramhome
11か月前

『ハーモニー』感想(2023/05/21)

はじめにSFというものをあまり読みません。 最近の読むジャンルが純文学に傾倒していたから。 …

ramhome
1年前
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『推し、燃ゆ』感想(2023/04/12)

四足歩行でしか生きられない僕たちに美しい書き出し 書き出しの3文。 端的で綺麗。これだけで…

ramhome
1年前
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『テスカトリポカ』感想(2023/03/02)

読了2023年3月02日、「テスカトリポカ」を読了しました。 本自体も500ページと分厚いです。た…

ramhome
1年前
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