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レヴァンドフスキのハットトリックを読み解く。

デイヴィス退場後、10人の状態でハットトリックを達成したレヴァンドフスキ。なぜ彼がこんなにも得点できるのか、実際に観て少しでも理解できればと思います。vsシュトゥットガルト。まずは1得点目から。


1得点目

・コーナーキックのボールが弾き返された直後、セカンドを拾ったサネから左サイドでフリーのニャブリへ。ニャブリは縦に少し運んで低く鋭いクロス。そこにレヴァンドフスキが合わせて先制。レヴァンドフスキは完全に2人のDFに挟まれているような形だったが、一瞬の動き出しで相手を制した。また、ニャブリがあそこで数的不利にも関わらず、迷わずクロスを送れるのは信頼関係の証でもある。


2得点目 ドッペルパック

・カウンターシチュエーションから、ミュラーのクロスに頭で合わせた。1得点目のDFの前に出て合わせるイメージを相手に刷り込ませたことで、DFを予測でニアに動かされることに成功。よりクロスに合わせやすい状況を作った。


3得点目 ドライアーパック

・3点目もカウンターシチュエーション。サネが縦突破、3人を引きつけてチャンネルに侵入してきたゴレツカへ。一度潰されかけるも、こぼれ球にいち早く反応したレヴァンドフスキが拾った勢いで左足を振り抜いた。

相手DFが絞るも間に合わず。反応速度がとても速い。


2点目と3点目に言えるが、カウンターのシーンで10人にも関わらず、当たり前に4人出てくるバイエルンやばい。

雑感

・相手DFとの駆け引きの巧さ、隙を見逃さないあたりが大量得点に繋がっていると感じました。決定力も凄まじく、パーフェクトなストライカー。今季はリーグ戦で既に25試合で35Gと意味不明な数字を叩き出しており、得点王をほぼ手中に収めていると言えます。

それではまた。

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