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スタローンを尊敬している高校生です。

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最近の記事

いつでもどこでも安心と信頼のウェズリー『パッセンジャー57』

「Always bet on black!(いつも黒に賭けろ!)」という決め台詞と共に、ウェズリースナイプスが、90分間ずっとハラハラドキドキさせてくれる素晴らしい映画「パッセンジャー57」についてだ。 警備会社の主任のウェズリースナイプスが乗った飛行機で、たまたまハイジャック事件が起こる。 運の悪さを嘆きながらも、ウェズリーさんが一人一人確実に処していくという話だ。 俺の好きな俳優の良いところを抽出したようなウェズリーが素晴らしかった。 戦うウェズリー、恋するウェズリー

    • 男気の飽和状態『昭和残侠伝シリーズ』

      高倉健と池部良による男気むんむんの映画シリーズ「昭和残侠伝」。 ほとんど同じ話ばかりで何が何だか分からなくなるので、この場を借りて整理させていただく。 昭和残侠伝(1965) 監督 佐伯清 出演 高倉健 池部良 三田佳子 松方弘樹 梅宮辰夫 シリーズ第一作目。 戦地帰りの健さんがヤクザの親分となり、嫌がらせをしてくるヤクザに殴り込む映画。 シリーズ大量生産に踏み切ったのも納得の面白さ。 戦地から帰ってきたら好きな女(三田佳子)が嫁いでいても心からお祝いする。 子分が敵に

      • 2023年度下半期の絵

        今年も色々描きました。 気に入ってるのは、最後に描いた健さんの唐獅子牡丹です。来年は受験なので描く頻度が落ちると思いますが、多少は描くと思いますのでよろしくお願いします。

        • 「高倉健インタヴューズ」

          俳優高倉健の素顔に迫ったインタビュー集から、何個か好きなエピソードを紹介する。 1つ目は健さんの演技への考え方だ。 「でも、本当に嬉しい、もしくは悲しいと感じたとき、人は『嬉しい』とか『悲しい』なんて言葉を口にするのでしょうか。僕はしないと思う。声も出ないんじゃないかな…」(p94L10〜13) 「僕は大上段に振りかぶってやたらと大声を出す映画には本当の力はないと思う。思っていることを低い調子で、そっと伝える映画に出たい。」(p95L4〜5) 健さんのイメージである「

        いつでもどこでも安心と信頼のウェズリー『パッセンジャー57』

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        • ウェズリー・スナイプス
          7本
        • 高倉健
          4本
        • チャールズブロンソン
          5本

        記事

          チャールズ・ブロンソン絵描き歌

          まずはどでかいホームベース その中にオタマジャクシが一匹 オタマジャクシに()がかかり、()からひじきが2本。左のひじきが長めだぜ 上の方にひじきがもう四本。倒れたひじきは濃いめだぜ 濃い目のひじきの下にはオタマジャクシが一匹づつ。目は最悪斜めの線だけで良いから適当に描け! 下の方にまたまたひじきが一本。今度はかなり長めだ。このひじきには上にも下にも蓋をしましょう。 ここはあなたのカスタマイズタイム。適当にシワなどを入れてブロンソンらしさを上げよう。 シワを描き

          チャールズ・ブロンソン絵描き歌

          真読書感想文『ランボー怒りのアフガン』

          「ランボー怒りのアフガン」の小説版を読んだ感想を書いていく。 原作と映画の大きな違いは、大佐を助けたあとだ。 映画だとソ連兵を宙吊り爆殺するなどかなり元気があったが、原作だと大佐を担架にのせてずっと歩き続けている。 ランボー本人は36時間寝ておらず体も傷だらけで死んでもおかしくないという状態なのに、「大佐を生きて返すんだ。」という信念だけで歩き続ける男。大佐の水分補給の時だけ休憩するという徹底した大佐への愛がかっこいい。 もう一つの大きな違いは登場人物だ。祖国を裏切ったソ

          真読書感想文『ランボー怒りのアフガン』

          空前の高倉健ブームに備えろ!

          昭和の曲やレトロな雰囲気の建物が好まれるようになったこの時代。 そこで考えた。いつ高倉健ブームが再来してもおかしくない! なんと言っても昭和の代表的俳優といえば高倉健さんじゃないか!(個人の感想) ということで健さんの名曲のうち俺が好きなものを挙げていく。 将来、高倉健のこと沢山知ってるマウントを取りたい人は是非見ていただきたい。 ①朝顔の詩 私が1番好きな歌である「朝顔の詩」。 健さんのナレーションがいちいち挟まるのだが、それが良い。 何より歌詞が染みる。 片親育ちの

          空前の高倉健ブームに備えろ!

          復讐のブロンソン『狼の挽歌』

          愛する女に裏切られたらどうするか? という問いに対すて、「一度は許すけど次やったら殺す」という答えを我々に与えてくれたチャールズブロンソン。 今作でも彼の魅力が爆発していた。 まず出所してする最初の仕事は裏切った仲間の始末。時速300キロで走るレース中の奴を見事暗殺。 変に捕まえて無駄な会話をするようなことはない。これが良い。 次にそいつと一緒に裏切った恋人(ジルアイアランド)の元へ。 ジルを無理矢理襲い、取り敢えずイライラを抑えるブロンソン。なんだかんだ話し合ってもう

          復讐のブロンソン『狼の挽歌』

          悩めるチャールズブロンソン『さらばバルデス』

          ネタバレあり チノとジェイミーの友情 ジェイミー少年は旅の途中、チノ・バルデス(チャールズブロンソン)の家に一晩泊めさせてもらうことになる。 チノはインディアンとの混血で街の人々から嫌われており一人で馬を飼ってひっそりと暮らしていたのだ。 ジェイミーはチノとその仕事を気に入って住み込もうとするが、チノは冷たく旅の目的地への行き方を教えるだけ。 しかし翌日ジェイミーが渋々出発しようとするとき、「お前の馬もうちょっと休ませたほうが良いんじゃないか。」とツンデレ度100%の誘い

          悩めるチャールズブロンソン『さらばバルデス』

          チャールズブロンソン空を飛ぶ『ブレイクアウト』

          いかしたハットを被ったニックコルトン(チャールズブロンソン)が、「ムショにぶち込まれた夫を助けて。」という美人からの願いに答える本作。 まず、救出する方法が適当すぎるのが良い。 最初に弟分が女装して娼婦として監獄に入り、ターゲットを女装させて娼婦として外に出るという作戦。微妙に女装のクオリティが高いのは置いといて、失敗に終わる。 次はヘリコプターを使った作戦。コルトンは操縦を習うが中々上手くできず、教えてくれているヘリコプターの会社の社員に「ほんとにあと2週間でマスター出

          チャールズブロンソン空を飛ぶ『ブレイクアウト』

          さすらいのブロンソン『ストリートファイター』

          街にやってきたさすらいの旅人が一騒動起こして去っていくという、the西部劇な話を現代風にした映画「ストリートファイター」(1975)についてだ。 ファッション のどかな音楽とともに、貨物列車に無賃乗車したチェイニー(チャールズブロンソン)が街にやってくる。 このときのファッションが激渋で真似したくなる。コートはさることながら、ハッチング帽が本当に格好良い。 自分が真似したら酷いことになるのは分かっているが、真似したくなる。 素っ気ない態度 ストリートファイターを雇って

          さすらいのブロンソン『ストリートファイター』

          2023年度上半期の絵

          またもや自己満のために自分の絵を整理したかったので、どうせならnoteて公開させていただく。 既出6作品を含む13作品をお披露目。 終わり

          2023年度上半期の絵

          男は全員この映画の高倉健さんを見習え『ザ・ヤクザ』

          「すみきった現代。ストレンジャーが愛で守り通した花一輪に 日本残侠の心が燃えた!」 これが此の映画のキャッチコピーだが、まさにこの通りの映画だった『ザ・ヤクザ』(1974)についてだ。 あらすじ 日本のヤクザ組織に誘拐された旧友の娘を救出するため日本にやって来たアメリカ人のハリー。そのハリーを助ける元ヤクザの田中健。“義理と人情“という日本的な観念で結ばれた日米の二人の男が、ヤクザ組織に立ち向かうサスペンス・アクションの異色作。 (映画ナタリーより抜粋。https://n

          男は全員この映画の高倉健さんを見習え『ザ・ヤクザ』

          強敵と書いて「とも」読む『デスハント』

          『さらば友よ』を鑑賞してすっかりチャールズ・ブロンソンにハマってしまい、「次なるブロンソン映画は何にしよう…」とゲオに行ったら見つけた本作。 なんと共演にリー・マーヴィン! デルタフォースに出ていることくらいは知っている。 更にはあのアポロでお馴染みカール・ウェザースも出ていると知り、「これを借りずに帰る訳にはいかない。」と確固たる意志でクーポンを使いレンタル。(82円で借りられたぞ!) いざ観てみた結果… 面白すぎる!! ということで、クエストレベルマックスのチャールズ

          強敵と書いて「とも」読む『デスハント』

          信じられるのは漢の友情だけ『アートオブウォー2』

          前作のラストで死を装い、その後穏やかに暮らしていたという点では『メカニックワールドミッション』と同じ映画、『アートオブウォー2』(2008)についてです。 前作でまあまあ暴れたニック・リー(ウェズリースナイプス)、恩師「マザー」の訃報を受け散骨式へ。そこで「マザー」の娘と名乗る女に「あんたのせいで父は死んだ。」という意味深発言を受ける。 その後、現在の仕事の友達から「政界進出を邪魔してくる人を調査してくれ。」と頼まれ渋々引き受けることに。知り合いの天才ハッカーに協力を頼ん

          信じられるのは漢の友情だけ『アートオブウォー2』

          四捨五入したらミッションインポッシブルな映画『アートオブウォー』

          ブックオフの500円以下コーナーに330円で置かれており、300円引きクーポンを使ったので30円で購入できた映画、『アートオブウォー』(2000)を紹介する。 これはトム・クルーズの代表作『ミッションインポッシブル』のあらすじだが、ウェズリー・スナイプスの『アートオブウォー』も殆ど同じ感じだ。 「IMF」を「国連直属の秘密組織」に、「若手」を「リーダー」に、「イーサン・ハント」を「ニック・リー」にするだけで『アートオブウォー』のあらすじは完成する。 では、興行収入4億5

          四捨五入したらミッションインポッシブルな映画『アートオブウォー』