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#8 意外と知らない出産適齢期

日本では、さまざまな年齢制限があります。

例えば、6歳になると小学校に入学しなければいけませんが、どんなに頭が良くても飛び級はできません。

また、男女ともに結婚ができるのは18歳からです。

飲酒や喫煙、運転免許の取得などにも年齢制限がありますね。

すべては国民を守るために作られたルールです。

しかし、不思議なことに出産に関する法的な年齢制限はありません。

妊娠・出産は女性の心身だけでなく、日本経済にも大きなインパクトがあるにもかかわらずです。

医療の発達により、40代で妊娠・出産をする人も増えています。

しかし、医学的には妊娠・出産に適した年齢は、25~32歳頃と言われています。

「飲酒は20歳になってから」のように、「妊娠・出産は25~32歳くらいで」とは言えないのでしょうか?

もうこの際、はっきり言っちゃおうよって思います。

だって、みんな意外と知らないんだから。

女性を守る年齢制限が作られないのは、女性の権利を守るため??

入学・卒業など言ってみればどうでもよいことに関してはガチガチに年齢制限があるのに、命や人生に関わる妊娠・出産についての自由度が高すぎるのはナゼなのでしょうか?

自由は、時に不自由です。

個人の裁量が大きければ大きいほど、その人の責任が大きくなります。

少子化が進むのは、妊娠・出産に対する裁量の大きさや自由度の高さが原因の1つだと思います。

人は、「いつやってもいいよ」と言われると、いつまでもやりません。

結婚はもちろん妊娠・出産は、するもしないも個人の自由です。

しかし、もし妊娠・出産をしたいと考えているなら、締め切りを意識してライフプランを立てた方がいいと思います。

妊娠に関する唯一のルールとして、不妊治療の保険適用に関する「治療開始時点で女性の年齢が43歳未満」というものがあります。

女性を守るためには、もっと年齢を引き下げても良いのでは?と個人的に考えます。

国は、女性の権利を守っているように見えて、命やお金を守ってくれません。

40代での出産は、母子の健康や経済面において、リスクを伴うことを忘れないようにしましょう。






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