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あの頃の私へ、どこかのあなたへ

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自身の過去について書き連ねたものをまとめておくファイル的な。 いじめ、暴力、虐待などの内容を大いに含みます。
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#ADHD

幼い頃の私と小学校

私は早生まれだ。
当時も、今もそう珍しいものではないと思うけど、幼ければ幼い頃ほど、出来ることの範囲や限界が周りと少しずれてしまう。
中でも私はマイペースで、のんびりとした性格だったため、気づけば周りが何をしているのかついていけなくなっていた。

野外学習の班決め、授業参観の出し物、運動会の取り組み、私は何かやりたいことがあってもワンテンポ遅く、話を聞くのもそこそこに、無理やり話を合わせるため「聞

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心の中の小さな私

気づけばいつだって死にたかった。

こんな言葉を聞いたら「とか言って今も生きてるじゃん」って思われてしまうでしょうか?
私は幼い頃からふとした瞬間に「ああ、もう消えていなくなりたい、死にたいな」と現実逃避をしていました。

そう思う理由は様々。

友人と喧嘩をした日、両親に怒られた日、みんなの前でミスをした日、うまく感情を伝えられなかった日、男の子にからかわれた日。

書ききれないほど、少しでも嫌

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幼い頃の私と父親。

愛してくれた父親

私には大好きで大嫌いな父親がいます。
大嫌いなんて表現は可愛すぎるくらい、心底憎くて、何よりも恐ろしい父親です。
機嫌のいい時は構ってくれて、遊んでくれて、良い父親だったと思います。
しかし、自分の応援している野球チームが負けたり、仕事で嫌なことがあったり、なにか虫の居所が悪い時にうっかり失言でもしてしまうと。

「やかましいんじゃい!ボケが!!」

そういった暴言とともに、蹴

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