食の楽園・世界一の麺=ビャンビャン麺@西安・天下第一麺
一年前の中国旅行で経験した、自称世界一の麺をご紹介します。日本でも食べられますが、天下第一麺を店の名前とする、ビャンビャン麺の本場=西安の味はやはり本場ならではのものがありました。
「武則天」の旦那=高宗が、母・文徳皇后のために建立したのが、上写真の大雁塔です。高宗と武則天の墓=乾陵は下記の記事でご紹介しましたが、乾陵観光のあとに向かったのが、大雁塔の近くにある天下第一麺の大雁塔店。大雁塔が見えても。写真のように大変な交通渋滞でなかなか到着しません。なにしろ西安は、今や1000万都市。
大雁塔前の広場も大変な賑わいでしたが。
天下第一麺も大繁盛。活気のあるお店でした。仕切りの良い店は味も良い。
メニューの表紙が、味への信頼感を高めてくれます。何しろこの絵柄ですよ。
英語的には、「太陽の下、つまり世界で最初の麺」と翻訳されておりますが、おそらく間違いではないかと、世界一の麺と言いたいのではないでしょうか??ちなみに、ビャンビャン麺の「ビャン」の字はこれ。
おそらく覚えられないですし、書けません。ガイドさんも書けません。
トマトが大活躍し、様々スパイスも効いた具材と、平たく太い麺が絶妙なハーモニーを生み出します。
我が嫁も、おいしくてこの口元。
西安を中心とした陝西省は、小麦の一大産地でありまして、やはり麺文化の原点のひとつと言えるでしょう。小麦の麺材質的なパン状のものを細かくちぎって、羊肉とスパイスたっぷりのスープで食べるようメニューもあり、豊かな小麦カルチャーを感じられた西安でした。
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