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食の楽園・吉祥寺ボナペティ

吉祥寺グルメと言えば、昨今は「挽肉とコメ」みたいなことになるのかもしれませんが、私的には、中華料理「翠蘭」やとんかつ「美豚」と並んで、定番的に足を運ぶのが、フランス料理店の「ボナペティ」です。おしゃれな雰囲気や華やかな「インスタ映え」みたいなこととは縁遠いかもしれませんが、ナチュラルでカジュアルな「おいしさ」において、世界中で経験したどんな店も、この店に敵う店はないといつも感じてしまいます。どこに行っても、この店の「おいしさ」に「帰る」「戻る」っていう気分になってしまうのです。

野菜にしても肉や魚にしても、その素材の「うまみ」を自然に味あわせてもらえるのが、ここの凄いところだと思います。野菜は、吉田農園のものを使われているのですが、ここの野菜をセレクトされている段階で味の勝利が決定している感じもしますが、調理による素材の提示の仕方も絶品。

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野菜のポータージュスープ

キタアカリという芋を使ったポタージュですが、クリームを使わずに、芋のおいしさが丁寧な裏漉しを経て、きめ細やかな食感で舌に伝わってきます。お芋ってこんなにおいしいものなんだといつも思わせてくれます。

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ホタテ貝とカニのクリームグラタン。絶品。

ホタテ貝の入ったグラタンも、絶品のおいしさです。

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素朴な自家製パン

パンも見た目は地味ですが、料理を引き立ててくれる実に控えめなおいしさがあります。ほんのり温めて出していただけるのもありがたい。

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ワインやスパークリングワインも充実

ワインやスパークリング・ワインも充実しています。ビルの3階にあるのですが、エレベーターを上がるとエレベーターホールをまるまるワインセラーにされていて、ヒンヤリした空気にお出迎えされます。食事もさることながら、ワインを楽しみにいらっしゃっているお客さんもよく見かけます。

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桃のコンポート
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アイスクリームの盛り合わせ。バニラ・カシス・パインだったかな?

デザートのメニューも充実しており、どれも丁寧においしく仕上げられてます。季節によってちょっとしたおまけのデザートが、本来のデザートと別に出していただけることもあって、秋には、さつまいものスイートポテトが素敵すぎるおまけとなっております。

そして、何と言ってもこの店の凄いところは、価格。

ざっくり今の写真で見ていただいた、前菜盛り合わせからはじまるデザートとコーヒーつきのメニューで、ランチがおいくらだと思われますか?なんと2500円!!ついこの間まで2000円デシタ!!

なので、どこへ行ってもついついボナペティさんと比較してしまいます。コストパフォーマンスも含めると、ボナペティさんに勝てる店はなかなか出現せず、我が家では贅沢ランチの時はついついボナペティさんを選択しています。吉祥寺に行かれることがあれば、是非お立ち寄りください。




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