irako

どうでもいいことを書きたくなる。日々是好日なおばさん

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最近の記事

区切りがいいのは大人の都合

息子の中学の卒業式でした。不登校児でほとんど行ってないので学校からは通常の午前中にやる卒業式ではなくて、第二部の校長室で行う卒業式を薦められていました。本人にはさっぱり行く気がなかったので、そう伝えるとじゃあ、お母さんがでてくださいとのこと。 えーっ、出ないとだめですか!と言ったんですが、校長先生から卒業証書をもらってくださいと言われて、仕方なく出ることにしました。 もうやだやだ、行きたくない。晴れがましくもないし、そのためにスーツも着たくない。。なんだかすっかり憂鬱な気分

    • 自立と自律と幸福

      中三の不登校の息子の進路をそろそろ考えないといけない時期で 不登校、発達障害の子供を持つ親向けの塾のズームセミナーを受けてみた。 その中で子供に将来どうなって欲しいかを漢字二文字で表すとなんですか?という質問があって、他の親御さん達のほとんどが自立、自律という言葉を書いていた。 ほーっなるほど、そうなんだな。 たしかに自分がいなくなったあとでも子供が一人で暮らしていけるそれが親の望みだよなと思ったんだけど、、、 自立は、お金を稼げる、働けるってこと主な目的。自律となると自分

      • 生きていく心配がなくなったら笑わなくなるかも、、、

        これから貨幣制度や価値観が変わっていって お金を稼ぐことをしなくなっていったら、 食べる心配をしなくてよくなったら、 もしかして、私は笑わなくなるかもしれない。 楽しければ笑うし、いいことがあれば笑う。 和顔施で笑顔が自分にも相手にもいいことも知ってる。 でも、素の自分は? お金の心配がなくて、生活の心配がなければ ぼーっとして、何に気をつかうわけでなく 誰のこともきにしなければ、わざわざ笑わない。 今の自分は誰かに嫌われたくないからとか 人間関係に面倒ごとがおきなくてす

        • 65歳になったとき前よりも元気

          スターダストレビューのライブに行ってきた。 昔よく聞いてはいたけど、ライブに行くのも初めて。 去年、NHKのうたこんに出てるのをみて やっぱりいいと久しぶりにCDを聞いてたんだけど 聞いてるうちに、ライブに行きたくなって 思い切って行ってみた。 CDも古いのを聞いてたし、1990年代から 自分のスタレビは、ほぼ更新されてないのに そんなこと全然関係ないくらい楽しかった。 よかったというより、とにかく楽しかった。 根本要さんは65歳なんだそうだ。 それが、今のほうが歌も声も

        区切りがいいのは大人の都合

          価値ってなんだっけ

          価値っていったいなんだったかな。 価値ってやっぱり勝ちってこと? たとえ誰かと比較しなくても 自分の中で勝ちって思ってるってことなのか。 これから世の中が変わって価値観が変わるって よく言うけど、江戸時代から明治に変わるような そんなガラッといろんな物が変わって 価値のあった物が価値がなくなるのか。 うちの不登校息子と喧嘩すると 普段はおだやかに受け入れてるつもりが 腹が立って、学校も行かないくせに、勉強もしないくせにと 思っちゃうんだよね。 受け入れてるつもりで全然受

          価値ってなんだっけ

          世の中は見えないものに支えられている

          すずめの戸締まりを見た。 映画自身はちょっと途中まったるいところもあったんだけど、 やっぱり泣いた。 (ダイジンが可愛くて切なくて) あと、主人公の青年がやっている閉じ師という仕事というかお役目に なんともいえないせつない気持ちになった。 災害が起こらないよう日本中を回って 災いを事前に防ぐ。 誰も知らず、誰にも褒められないのに。 今、富士山も噴火せず、地震も起きないでいるのは 神様や誰かが人知れずなにかをしてくれてるんじゃないか。 富士山が噴火しないでいるのも 地震

          世の中は見えないものに支えられている

          朝の蜘蛛

          朝見る蜘蛛は縁起がいい。夜の蜘蛛はそうではない。 それを知ってから、朝蜘蛛をみるだけで縁起がいいと 思ってきた。 それはべつにいいんだが、夜の蜘蛛も朝の蜘蛛も 同じ蜘蛛、蜘蛛に変わりはなく。 なんか用?と蜘蛛に言われてるようで そこにこだわるのって変じゃねと思うようになった。 小さいハエトリグモは、嫌いじゃない。 大きくて毛が生えてるようなのはさすがにぞっとするけど 世の中の蜘蛛は、芥川龍之介のおかげで ずいぶんと命拾いをして、きっと芥川龍之介が 地獄に落ちたとしても大量の

          朝の蜘蛛

          自分らしさを求めるのはエゴ

          自分らしさを求めるのはエゴ、自分という物を考え出した途端に分離するというようなメルマガを読んだ。 だから、自然にまかせる。自分と調和するのだと 自然にまかせるってのはきっと、何も考えずに流されるってことではないし、自分の中の違和感に気づきながら道を選んでいくってことでしょう。 そのためには、余計なものをいれない。余計なことを考えない、いやなことや楽しいことがあっても、いつまでもそこにいないで、状態をふりーにしておくこと。 繊細な感覚で自分の中と調和して、自分の小さな違和感が感

          自分らしさを求めるのはエゴ

          アウフグースと島唄

          今日は1セット目にアウフグースだった。前回はうまく3セット目にアウフグースができたから、今日はタイミングがはずれてちょっと残念。 今日のBGMのハープも悪くないけど、前回の島唄と島人ぬ宝はよかった。熱い風と沖縄の歌がめっちゃ合ってて、すごく和んだ。 3月にサ道の話を聞いて、サウナにはまり始めて半年。まだまだ初心者だけどサウナの入り方にも慣れてきた。はじめは7分も入ってられなかったけど、12分ぎりぎりまで粘れるようになったし、膝まで入るだけだった水風呂も何分かはつかっていら

          アウフグースと島唄

          全力で生きたい

          NHKでエレカシの宮本浩次が歌ってるのをみた。好きだな~すごく。彼はいつも全力で歌ってるようにみえる。上手く歌おうとかじゃなくて、声がかすれようが、髪が乱れようがペース配分を考えず、全力で歌っているように見える。計算ずくならそれはそれですごいと思うけど、たぶん違う。これがすごく格好いい。 昔、山岸凉子のアラベスクという古典的バレエ漫画があって、主人公が新しいバレエ学校で初めて踊りを披露するときに、すってんころりんと転んで笑われちゃうんだけど、最初からスピードをあげて高い足の

          全力で生きたい

          エールで思い出した涙

          朝ドラのエールで、女の子のお父さんが亡くなって、学校の先生がそれを知らせるシーンを見た。うわ、これ同じだった。40年以上も前の話なのに頭の中に小学校のときの場面がリアルに思い浮かぶ。 うちの父親も突然死で、普通に学校に行って授業を受けてたら、先生に呼ばれて、「おうちが大変だから帰りなさい」と言われたんだった。 エールの女の子は、教室でみんなの前で「お父さんが亡くなった」と言われるんだよね。 私は、知らされずにうちに帰ったら、父親が白い布を顔の上に乗せて寝てて、そのときの

          エールで思い出した涙

          卒業写真

          冷たい雨の中出かけて買ってきた電球の種類が間違っていて、ショックでぼーぜんとしていたとき、頭の中にユーミンの「卒業写真」が流れた。 ♫ 悲しいことがあると、ひらく革の表紙 ♫ いや、それほど悲しいって訳じゃないって。なんで卒業写真??こんなの即座に出てくるか!頭の中で一人で突っ込んでぼけてるうちに、凹んだ気持ちがなくなった。 そんなんで思い出した卒業写真の歌。あの頃はわがままな歌だって思ってた。人混みに流されて変わっていく私をあなたは遠くで叱ってって、自分だけ変わっても

          卒業写真

          猫は変わらず

          どんなご時世でも猫は変わらず やんちゃで、いたずらで、わがままで そうありたい。そうなりたい。 仕事と家と本と 繰り返しの日常の中に見つけたこと つらつらと書きます。

          猫は変わらず