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自立と自律と幸福

中三の不登校の息子の進路をそろそろ考えないといけない時期で
不登校、発達障害の子供を持つ親向けの塾のズームセミナーを受けてみた。
その中で子供に将来どうなって欲しいかを漢字二文字で表すとなんですか?という質問があって、他の親御さん達のほとんどが自立、自律という言葉を書いていた。

ほーっなるほど、そうなんだな。
たしかに自分がいなくなったあとでも子供が一人で暮らしていけるそれが親の望みだよなと思ったんだけど、、、
自立は、お金を稼げる、働けるってこと主な目的。自律となると自分で自分を律して社会に適応することができるってことだ。
ちなみに私が書いた答えは、幸福。こんなフワッとした答えを書いた人はいなかったね。

うちも先のことを考えれば心配だし、不安になるしなんだけど、
やっぱり、自立って言葉にちょっと違和感はあり。

ちょうど読み返しをしていたNVCの【「わかりあえない」を超える】の中に学校に行く意味は、雇用されたときに指示通りの仕事をするように、人々に権威への服従を教えること。外から得られる報酬のために努力するような人間になれること。人生を豊かにするやり方ではなく、将来稼げる仕事に就くためによい成績を得る方法を教えること。

これが頭の中にあったからかもしれない。
就職斡旋もしている不登校や社会不適合の子供達の塾のセミナーなんだから、目的としてはあってる。親の不安もそこだ。でも、それが正解かどうかはわからない。私に言えることはそういう面も支えとしては必要かもね。でも、それがメインではないってことかな。

なんとかしなくちゃいけないの思いも学校から、卒業したらどうするんですかってせっつかれてるからであり、卒業してどこにも所属していないと不安になるからにすぎない。親の不安よりも本当にどうするのが本人にとって一番いいのかを考えないといけないのよ。

とはいえ、親も試行錯誤のままだ。


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