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中野いい店やれる店

パッと見てお気付きの方もいるかと思うが、この記事のタイトルは、あの歴史的名著(1994年のベストセラー)になぞらえている。

ただし、本記事においては、舞台を中野とし、オトナの男女が気になる異性と距離を近づけるために、活用できるお店を紹介する。

場所を「中野」に限定している点と、主語が「男女」である点、口説くという表現ではなく「距離を近づける」としている点が、本記事のコンセプト。
つまり、男女問わず、活用できるよう意識して構成されている。

場所は、JR中央線/中央・総武線、東京メトロ東西線が乗り入れる中野駅(東京都中野区)である。

実は、中野は男女ともに20歳~34歳の人口比率が23区内で常にトップクラスに位置している。さらに、世帯構成人数は「1人」が6割を占めており、新宿区に次いで高い水準となっている。

つまり、若者の単身世帯がこれだけ多いということは、東京の他の街に比べて、独身の若い男女が出会える場も多いということ。

ちなみに、僕は学生の頃から10年以上、中野で独り暮らしをしているが、学生時代から社会人になりたて、30代のビジネスマンなど、それぞれのタイミングで、デートに十分活用できるお店が中野には多く存在する。

さらに、上述の通り、中野は独り暮らしをしている若い男女が多い。
僕の経験上、自分の家が近いところでお酒を飲むのは、馴染みのある駅であるうえ、終電やタクシー代を考えず、リラックスできる。

新宿や恵比寿などでデートした場合、相手の異性と、もう少し時間をともに過ごしたいと思っても、そこから自分の家に誘うのは、ややハードルが高いと感じる人もいるだろう。
もちろん、自宅が繁華街から近いとか、自宅じゃなくてホテルに誘う、といった方はこの限りでないが。

一方で、若者の単身世帯が多い中野デートにおいては、男女どちらか片方が中野近辺に住んでいれば、「珍しいお酒があるから一緒に飲もう」とか、「卒アル見せて」とか、「本・漫画・DVD貸すよ(貸して)」とか、家に行かなければならない理由をデート前に考え、デート中の会話で織り混ぜて提案する。そして、「30分だけお茶したら帰る(帰ってね)」などと言えば、男女問わず、誘いやすい。

今回は、20歳~30代前半くらいまでの男女が、デート用途としても出会いの場としても活用でき、中野で楽しい思い出がつくれるようなお店を5つ紹介していく。

それぞれ、価格帯、雰囲気、お勧めの席、注文すべきメニュー、1軒目で行くべきか2軒目で行くべきか、などの観点から解説する。

1つ目は、もはや中野の大人デートの定番になりつつあるスタイリッシュな日本酒バー『中野青二才』を紹介する。

1軒目としても2軒目としても使えるお店であるが、チェーンの居酒屋なんかと比べると価格帯はやや高いので、学生や社会人になりたてくらいの方なら、2軒目として行くのがお勧め。

可能であれば、事前に電話をして、お店を入って右端のカウンター席を押さえよう。後ろ側に席は無く、手荷物やコートをかける所になっているので、人の行き来が少なく落ち着ける。さらに、お互いの距離感が近いのに窮屈感はないベストな席である。

日本酒は、3勺(54ml)/390円から選べるので、あまりお酒が強くなくとも、気軽に日本酒を楽しめる。
高級フレンチなんかでは、コースのそれぞれのお皿に合うグラスワインを出してくれるワインペアリングがあるが、このお店も、注文する料理や自分の好み、その時の気分などを伝えれば、日本酒ペアリングしてくれるので、店員さんを交えた会話で、まずはデートの温度感をあげよう。

料理は、とうもろこしのフリット(550円)がお勧め。食べやすく見た目も小洒落ており、外さないと思う。料理は基本的に全て小洒落てて美味しい。

男性同士、女性同士で来ているお客さんもいるので、友達と二人で行って2対2で仲良くなることもある。また、店員さんがアシストしてくれることもあるので、デート用途だけでなく、出会いの場としても活用できる、非常に使い勝手のいいお店である。

https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13153222/


2つ目は、

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