見出し画像

ふれる」だけでも/「ふれる」だけだから

画像1

手のツボ「合谷」(ごうこく)は、よーく使われる、お役立ちツボ。

目や鼻、頭、首肩の症状にも、いわゆる「免疫力」アップにもと、治療にもセルフケアにも出番が多いです。

鍼を打ったり、お灸を据えたりもいいですし、自分でぎゅーっと圧しても、そして圧してもらっても、イタキモチイイところ。

で。ですが、やさしくつつむようにふれてみよう、の動画をアップしてみました。

instagram

少しだけー1,2分でもーゆっくりの時間をとって、掌で手にふれてみましょう。

右の掌で左の手に触れたとき
左の掌で右の手に触れたとき
感じの違いはありますか?

呼吸のかんじはどうでしょう?

首まわり、肩まわり、あるいは目のあたり、
めぐっているかんじはするでしょうか?
(これは静かに耳を澄まして)

++++++++++

触れること。
皮膚表面に軽微に触れる刺激によって、メカノレセプターを介して自律神経反射を起こしたり、内因性オピオイド(いわゆるモルヒネ様物質)の放出を促したり、といった研究結果も出てきています。

圧さなくても、揉まなくても、温痛覚刺激を与えなくても
…というと、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師という国家資格で仕事している治療家としてどうなんだ、とも思われるかもしれませんが、
広く「ふれる」ことの仕事人なのだと私は私を思っています。

また、「ふれる」こと、ときどきお伝えしていきます。

あたたかくしていてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?