ふれる」だけでも/「ふれる」だけだから
手のツボ「合谷」(ごうこく)は、よーく使われる、お役立ちツボ。
目や鼻、頭、首肩の症状にも、いわゆる「免疫力」アップにもと、治療にもセルフケアにも出番が多いです。
鍼を打ったり、お灸を据えたりもいいですし、自分でぎゅーっと圧しても、そして圧してもらっても、イタキモチイイところ。
で。ですが、やさしくつつむようにふれてみよう、の動画をアップしてみました。
少しだけー1,2分でもーゆっくりの時間をとって、掌で手にふれてみましょう。
右の掌で左の手に触れたとき
左の掌で右の手に触れたとき
感じの違いはありますか?
呼吸のかんじはどうでしょう?
首まわり、肩まわり、あるいは目のあたり、
めぐっているかんじはするでしょうか?
(これは静かに耳を澄まして)
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触れること。
皮膚表面に軽微に触れる刺激によって、メカノレセプターを介して自律神経反射を起こしたり、内因性オピオイド(いわゆるモルヒネ様物質)の放出を促したり、といった研究結果も出てきています。
圧さなくても、揉まなくても、温痛覚刺激を与えなくても
…というと、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師という国家資格で仕事している治療家としてどうなんだ、とも思われるかもしれませんが、
広く「ふれる」ことの仕事人なのだと私は私を思っています。
また、「ふれる」こと、ときどきお伝えしていきます。
あたたかくしていてくださいね。
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