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いざ憧れのバンビエンへ
2023年3月にアラサー女がラオスとベトナムを3週間一人旅した記録です。執筆までタイムラグがあるため記憶が曖昧な部分もございます…
何卒ご容赦くださいませ
ここに行ってみたくて海外一人旅を決意。
憧れだったバンビエンの実態はいかに。
【バンビエン到着】
バンビエンまでの行き方
前日にバスをヴィエンチャンの滞在ホテルで予約すると、朝ホテルまで迎えに来てくれる。
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所要時間は休憩を挟み2時間程
費用は1800円程ほとんど高速道路を通るため快適な移動
途中のトイレ休憩は手杓子で流すタイプなので、気になる方はホテルで済ませるが吉
幾度となく思いを馳せた景色が目前に
車窓から反り立った岩山が見えてきた。
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到着「思った通りの景色だー!!!(最高)」
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ホテルにチェックインし、
部屋からの景色で泣きそうになる。
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【原付をレンタルしブルーラグーンへ】
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憧れのバンビエンでバイクに跨り、風を切って雄大な自然に飛び込むことは旅行計画時からの夢であった。
しかし車の運転しかしたことのない私。
原付の運転はいままで一度も経験がない。
一人旅だし事故ったらどうしよう…
チャリでもいいかな…暑いだろうけど…
何より自分の運転センスが信用ならず、ひよっていた。
そんな中、バンビエン行のバスに佐藤さんが乗り込んできた。
話すうち、一緒にブルーラグーンに行くことに。
私「あの…ニケツさせて貰えないでしょうか」
佐藤「絶対一人一台の方がいい」
よし、事故っても孤独は防げる、もう借りてやろう!
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人生初バイク運転
パスポートを預けると即レンタル完了。
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ヘルメットしなくて平気だよ~とバイク屋の兄ちゃん。
結局ノーヘルで出発(危険)
ブレーキとアクセルの説明のみ受けていざ出発…え、大丈夫そ?
ドキドキの走り始め手汗でハンドルがべちょべちょに…
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曲がり角に差し掛かる、ウインカーの出し方がわからない。
対面のバイクにアイコンタクトし曲がる。
私に余裕は皆無のため佐藤さんがマップを見ながらナビしてくれた。
佐藤「間違えたUターンね!」
私「それはどうやってやるんですか!!!!」
Uターンで建物に突っ込みそうになりながら、
なんとかバンビエンの街を抜けると、
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もう言葉にならない感動。
ここに来れてよかったと心から叫ぶ。
街さえ抜ければだだっ広い田舎道が続く。
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すぐに運転にも慣れ、歩いたら汗が止まらない気温35度以上の暑さの中、土のにおいを感じながら爽快に風を切る。
わたしって自由だ
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ブルーラグーンという天国
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バンビエンにはブルーラグーンという泉が6か所あり、バイクやバギーで巡ることがここでの過ごし方のひとつ。
バイク屋の兄ちゃん曰くなかでもブルーラグーン2.3がおすすめとのこと。はしごして巡ってみた。20kmほど運転し到着。
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ブルーラグーン3には売店、ターザンロープや近くに散策できる洞窟があった。ブルーラグーン2には飛び込み台があり、リゾーティーな雰囲気。
雰囲気が違うのでどちらも行ってみるのがおすすめ。
実物は意外に水が綺麗で水温も快適で、小魚もたくさん泳いでいる。
水深は深く足がつかない。
一日中真っ黒になるまで遊んだ。
【奇岩に登ってみた】
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ブルーラグーンと並んで有名なのが、
ナムサイトップという奇岩を登ってたどり着く絶景スポット。
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スニーカー必須です
所要時間は45分程度だが想像以上にハード。運動不足のアラサーの太ももがいじめられた。
これを絶景と言わずして何を絶景と言う
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【旅人の没落地】
バンビエンは非常に小さな田舎町だが、バックパッカーの没落地と呼ばれており、欧米人をはじめとする多くの旅行者がここを目指してくる。
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道端でキマッている旅人
朝のカフェ前で異様なまでにひょろひょろのおじいさんから何かを買っている旅人
そんな光景も幾度か見たけど気にならなかった。
どうでもいいのである。
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朝は気持ちの良い空気の中読書し、
昼はホテルのプールやブルーラグーンに行きバイクで体を乾かす。
夕方に遊び疲れた体をマッサージに預け、
夜は数件あるバーでお酒を飲んで寝る
バンビエンという街は毎日これしかできない。
いやこれだけでいいのだ。これ以上は何もしたくない。
もう地図なしでもこの街は歩ける。電子機器になんて触れたくもない。
だから滞在の割に写真がない。
いいんです。心に刻んだのです。
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UTOPIA
心の解放
前述の通り、バンビエンはだらだらと過ごすことが至高、それが魅力のすべて。
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そんなここには、同じようなマインドを持ち合わせている人々が集う。
行く場所が限られている小さな街では、度々顔を合わせることになる。
バンビエンへのバスで一緒だった女の子と山登り中にバッタリ
昨日バーで盛り上がった男の子達と昼間互いにシラフのローテンションでバッタリ
「やあ元気?」手を振り合う。
一日中道端でバインミーを作っているおばさん。
毎日話したホテルの住み込みバイトのイラン人。
他の滞在先では起こらなかった親近感が沸いた。
たぶんこれはバンビエンだったから。
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ナイトライフは困らない
【停電の夜に】
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この後停電、ろうそくの光の下の夕食となる
滞在中たびたび停電が起きた。
エアコンなしで一晩過ごした夜もあった。
夜中暑くて目が覚める。エアコンが止まっている。
暑いから外に出て涼む、何とか眠りにつこうとベッドに戻る。体は昼間にプールを往復したせいで疲れていたため、自然と眠りについた。
朝大量の寝汗とともに起床。夜より暑い。外も中も暑い。
フロントに降りると受付でイラン人が滝汗で仕事をしている。(元々旅人だった彼は何年か前に住み着いたらしい)
「いつ電気つくの?」
「わからん、いつかつくよ」
どうやら私のホテル周辺だけ停電している様子。
佐藤さんに連絡をした
「エアコン貸してください」
キンキンに涼しくしてくれた部屋におじゃまする
「エアコン最高!電子機器最高!」
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WBC優勝はバンビエンで見た
【ゴザカフェ】
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バンビエンの川沿いにはバンガローやカフェが並んでいる。
だいたいの店員は昼寝をしているか、横になりテレビを見ていた。
オフモード全開。
そのほとんどが小あがりで、枕仕様の座布団が置かれている。
普段なら、誰が使ったかもわからない枕なんて無理だけど、気にせず横になった。風が吹いて、景色は眩しくて、フレッシュジュースはキンキンで美味しい。1時間平気で昼寝する。
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【まとめ】
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原風景残る街で非日常体験
たぶんchillとはバンビエンのための言葉
とにかく行ってみて
ここまで拝読してくださりありがとうございます!
次回ルアンパバーンへ続く
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