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①中高校生進路編:シングルの私が月々10万の高校へ娘を行かせた選択肢

こんにちは!

育活のにじです!😊🌈

子育て、育児というくくりでは、どうしても小さなお子さんの子育ての情報が多くなりがちですが、私の育活は、年齢を問わずなので、今日は突然ですが、娘の高校進学の時の話をしたいと思います。

子育てには、お金がかかりますが、高校、大学と、進学するにつれて、その金額も当然増えていきます💴💴

高校=お金💴💴

大学=お金💴💴💴💴

と、考えると、

「そんな高い学校、行かせれない!」

「どうやってお金を捻出しようか」


と、頭の中が、グルグルとお金の計算でいっぱいになるでしょう

やっぱり毎月どのくらい必要なのか、考えるのは、当然ですよね💦

交通費がかかるから、「自転車で行ける範囲の高校にしなさい」🚲🚲

と前もって言ってあるご家庭もあれば

公立の高校にしなさいと、中学の時から言ってあるご家庭もある。地域によっては公立の方が進学に良いというところもあるでしょうし。学費も実質無料の制度が整ってますし。

今は奨学金もありますし、私立でも無償化の動きが進んでいるので補助金など利用しているご家庭もあるかとは思います。

大学進学に有利な高校を、逆算して選ぶご家庭もあるでしょう

皆さん、どんな基準で、お子さんの進路をお考えですか?

私の娘が選んだ学校は、Wスクール制の所でしたので、高校の部分は実質無料で行けましたが専門の分野に月10万弱かかりました。😱

一体どうしよう!!!

と、計算機を持って青くなるしかなかったですが、そこは、娘の夢のため。やりたい事を見つけることができること自体、貴重なこと。

ここは、人生がかかっている!


私は、お金を出す親が「進路を決める」のは当然と思いません。

お金を出す親が、「進路を一緒に考える」スタンスでいるのが理想だと思います。

なぜなら、その進路を実際の足で歩むのは、親ではなく子供だからです。


そんなこと、当たり前じゃない?

って思われる方もいるかもしれません。


そう思える、親御さんは、きっと小学校から、その子の進路について、少しつづでも話しているでしょう


うちはまだまだ小さいから、そんな話は後で、という感じの方もいると思います。


中には「親の言うとおり」に進路を決めないといけないご家庭もあります。


子供の意志や、夢は、さておき家庭の事情を最優先するご家庭もたくさんあります。


ですが、金銭的な問題がないのに、子供の人生の選択を子供に任せることのできない親御さんも、まだまだいます。


進路を実際に、歩むのは子供だと、本当に理解しているならば、小さな頃からすでに、進路伴走者としての会話が、日常の中にあって然るべきだと、私は考えています。

そうでなければ、中学3年生になって、三者面談が始まり、初めて子供の口から「実は、〇〇に、なりたい」「本当は〇〇に行きたい」

と、伝えられたとき、「え!?」

となって親が考えていた道と全く違ったら、プチパニックになって

「どうしてそんなこと早く言わなかったの!?」

「そんなこと知らなかった💦」

となるからです。そして、進路の会話の無かったことを後悔しつつ、しどろもどろの誘導が始まります。

「こっちの学校の方が選択肢が多いよ?」

「この学校、大学進学率がとても高いよ」

など。

分かります。

その誘導の裏には、「心配」か「安心がほしい」という、心理状態

子供の将来を心配して考える親心ですよね。

もしくは、

「親の言うことを聞いておけ。」

「いい学校に行かなければ、将来が駄目になる」

と、親の考えのみを押し付ける方もいるかもしれません。

私は

「子供が答えを知っている」

と思って、赤ちゃんの頃からそう思いながら育児をしてきました。

なので、私の進路ではないのに、私が答えを出すようなことは、あってはならないと考えました。

子供の進路を親が決めてしまう、そうすると、その後の責任を、ずっと親が背負っていくことになるのです。子供の人生なのに。

「責任を取ること」の大切な人生の学びを、子供から親が奪っていいのでしょうか?


その考えのもと、物事の選択は、一つ一つ子供にさせてきました。


私の娘は、特殊な学校に行きました。

どんな方向に進みたいのかは、なんとなく話していたので分かっていましたが、具体的にどの学校かと言うのは、娘が中学2年の時に、パンフレットを持ってきて初めてこんな学校があるのかと知りました。

授業料、、、、、🤯

なんじゃこりゃー

一般的な私立より高いじゃないか🤯

遠い、、、、

交通費もすごいなぁ🤯

寮? プラス7万もするぞ!

いや、通えるっちゃ通えるから、通わせよう

往復3時間、交通量によっては4時間弱、、、


現実的な計算は親の仕事。

娘には娘の「仕事」があると思い、ある問いをしました。

「なんのためにこの高校に行くんだっけ?」


私は娘の夢を知っていたので、もう1度、心に問いかけたのです。

それが、「娘の仕事」だと自覚させるために。

目的なくして、ただ、「行きたい」だけでは、成り立ちません。

この高校に行かせてもらえる環境を得る代わりに、貴女はその夢を果たすべく「責任」を背負うのだよ

そのためにはママも「お金の責任」を負うからね。必ず行かせるよ。

そんな、会話をしました。

高校=お金

この考えだけでは、当時16万から18万しか手取りで貰ってなかったシングルマザーの私にとってはとてもキツイ選択肢でしょう。

私は元旦那から養育費を貰ってなかったので、市からの母子家庭の手当を足したとしても、高校の学費だけで10万、更に交通費も!という所は「行かせれない」という選択肢になっていたでしょう。

しかし

高校=娘の人生


と、考えていた私は、お金の事は何とかなると、いや、何とかしてやってやる!と、自分にも目標設定したのでした。

子供の成長を自分の成長に繋げて「育活」をさせてもらった瞬間です。



高校入学まであと1年半ある。

私はその当時の会社のその職種では、とても昇給は望めないと思い、同じ会社の別の部署を希望し昇進を目指しました。良い上司に恵まれていたので、上に掛け合ってもらい、違う部署の勉強をし始めることができたのですが、所属していた部署でも責任ある立場だったので、本来の仕事と、新しい部署の勉強と同時に抱え、中途半端な時間が過ぎていきました。

娘がもう高校入学まで1年しかないという時になっても、新しい部署の異動が中々進まず、時間ばかりが過ぎていくのがもどかしく、とうとう転職しようと決断しました。

転職先は人生初めての営業職。営業職は、性に合わないと思っているのですが、そんなこと言ってられません。

お金のことで、娘の夢を諦めるわけにはいかない。

その時すでに40歳でしたが、転職して、お給料もかなり上がり、少し安心しました。

ですが、1年経ったくらいから、体調を崩し、小さな事故も3回も起こし、朝、起きれなくなったのです

しかし、体調を崩すまでになると、私も、どうしていいのか分からなくなり、考え込む日々が続きました。

そして、次の就職先を決めずして、退職することになったのです。

「もう、娘の入学は目前なのに」

目の前が真っ暗になる経験を味わいました。

この先どうしよう。

親として、娘の夢さえも叶えてあげれないのか?

悔しくて悔して、私は自分の不甲斐なさを責めました。心と体調が伴わない日々が、恨めしく、この先どうしようという恐怖が襲いました。

心は焦るばかり。

しかし、娘にはそんな素振りは見せられません。

ある時、ママ友に「子供の高校費用がかかるのに、仕事を失ってしまったんだよね。どうしようって悩み中」

と、相談したところ

「じゃあ、看護師になったらいいじゃない」

と、いとも簡単な口調で言われました。

その友達は看護師でした。

「へ?看護師?

とんでもない!

そんな難しい職業、私にできるわけない!しかも、こんな年齢で今更どうやってなるの?」

年齢もさる事ながら、昔からなぜか私の中では、看護師という職業は

「私がなれない職業、ワースト3」

に入っていたのでした。いえ、あくまでも、勝手なランキングですが笑

人の肌に針を指すなんて、絶対無理!!!💦

そういう思いでした。💉💉

ですが、その友達はあっけらかんと

「え、でも、そんな年齢で看護師目指す人結構いるよ。しかも、注射しない看護職もあるよ?」

と、言うのです。

私は、その時、有り得ないと思っていた看護師という選択肢が、す〜っと私の中に入ってきた感覚を味わいました。

そして、何かに押されるようにして、その2週間後には受験し、1ヶ月後には、看護師専門学校に入学していたのです。

光のごとく過ぎていった入学までのバタバタ感は、まるで、自分の意志とは違うところで物事が動いているようでした。

私の看護師の話は長すぎるので割愛しますが、とにかく、娘の夢の為、動機が不純と言われるかもしれませんが、「親の人生までも変える」、そんな進路選択の行き方、生き方を、選びました。


子供の「進路」って

単純に

「高校選び」

じゃないと思ってます。

なぜなら、良い学校に進学した子供達の中でも

「楽しくない」

と、言っている子供も、大勢いるからです。

でも、

私もそうでしたが

たかだか14年生きて、今後の将来が、はっきりと分かっている方が少ないと思います。

まだ、何がしたいかなんてわからない

どこに行ったら何につながるのか分からない

そういった選択迷子の方が多いと思います。

だから、なんとなく、この高校に、行く。

それは、決して悪いことではありません。

そこから、何かに出会う事もたくさんあるのですから。

ただ、もし、シングルマザーでも、両親いるご家庭でも

子供が

「夢がある」

と、言い出してきたら。

その貴重な夢を

お金の為に諦めないで。

誤解を承知で言うならば

お金ごときで諦めないで


まず、

何ができるのか

一緒に考えて、

一緒に夢を追う姿勢を見せれたなら

その夢が、本当に現実に近づくのではないか

そう思うのです。


さて、あの決断から3年が経ちました。

私の娘の夢の「責任」の結果は?

はい、お陰様で!✨✨

娘は周りに流されず、しっかりと責任を果たしてくれました。🎊🎊🎊

無事に卒業し、

今は本当に夢が叶っています。🎊🎊🎊

進路を選んだのは娘

そして努力したのも娘

私は金銭面でサポートし、

そして、「ちょっとした言葉で」

たまに娘に「本質的な気づきを与える」💡💡💡

ことをしただけ。


娘の「進路の伴走者」になれたことは、

私の人生の宝となりました。


「育活」、ありがとう!✨私も一歩成長しました!


今回も、長い長い文章を、最後まで見てくださり、本当にありがとうございます!

少しでも、私の経験が、豊かな子育て、豊かな人生のお役に立てるのでしたら、幸いです🌈🌈

具体的な金銭面の工面に関しては、後日書いていこうと思います!










もしよろしければ、サポートをお願いします!皆様から頂いたサポートは、未来の宝を育てる為に役立てていきたいと思います🌈