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「自分の体と健康に向き合うきっかけに。」   医師 亀山有香がドライフルーツブランド王様のおやつ商品プロデューサーとして伝えたいこと【前編】

2020年コロナ禍。クラウドファンディング“新型コロナに負けれん!働く障がい者が岡山の農家を救うんじゃ!”で立ち上がったドライフルーツブランド「王様のおやつ」。皆さんからのご支援で販売をスタートし、2022年9月で丸2年が経ちました。

王様のおやつを運営するのは、障がい者の自立支援を目的とした事業協同組合「レインボー・カフェ・プロジェクト」。今回は、当組合の発起人で、茶屋町在宅診療所を営む医師であり、王様のおやつ商品開発プロデューサーの亀山有香が、この2年間の想いや、商品のこだわりなどを前編・後編にわたって語ります。


コロナ禍で高まる健康意識。そんな皆さんに寄りそうドライフルーツブランドへ

普段わたしは在宅診療所の医師として働いています。コロナ禍、未知のウイルスが蔓延し不安と恐怖のなか患者さんと向き合いながら、わたし自身の健康管理にもこれまで以上に気を遣うようになりました。

王様のおやつの商品開発において気づいたのは、砂糖が多く使われた食品を食べることに慣れてしまっていること。普段のわたしたちの食生活では、砂糖を摂りすぎていることに危険性を感じたんです。

ドライフルーツは、よく噛み、時間をかけてじっくりと素材の味を味わうことができるのがよいところ。同じフルーツでも生のフルーツなら口あたりもよいのでついつい食べすぎ、血糖値上昇や糖尿病、肥満などのリスクを高めてしまう場合もありますが、ドライフルーツだと少量でも満足感を得られます。

王様のおやつの商品開発を機に、わたし自身も糖分を控え、健康に気を遣うようになりましたら、体重が5キロくらい自然と痩せたんですよね。なので、自然な食事、シンプルな素材をじっくりと味わうことが、まわりまわって体にも健康にもいいですよ、というメッセージを伝えていきたいです。


往診のときは王様のおやつ入りドリンクで水分補給。自分の体を整えるお供としても取り入れやすい無添加ドライフルーツ

王様のおやつをおすすめしたいのは、とくにわたしと同年代くらいの40代、50代の女性です。ホルモンバランスが崩れ、太りやすくなったり、体調を崩しやすかったりする方も多いので、ぜひ食生活に取り入れていただきたいなと思います。

たとえば、水分補給のお供として。健康な成人の場合、毎日2リットルくらいの水分補給が必要ですが、ドライフルーツ入りの水や炭酸水なら取り入れていただきやすいと感じます。

わたしは診療で患者さんのお宅に向かう際、フォンダンウォーター(ドライフルーツを漬けこんだ水や炭酸水)をつくり、水分補給のお供としてもドライフルーツを日常的に取り入れています。イチゴ1枚・みかん1枚・レモン2枚を炭酸水に入れて飲むのが好きで、甘さはドライフルーツの自然の味で十分満たされていますよ。

それから、ファスティング(健康促進、ダイエット、美容などの目的で、一定の期間 食べ物の摂取を断つこと、断食)に取り組んでいる方や、ダイエット中の方にもおすすめです。

糖分摂取に慣れてしまった体質を改善する目的でのファスティングであれば、体を少しずつ自然な状態に戻していくお供としてもご活用いただきやすいと思います。もちろん無理な断食はよくないですが、先週食べすぎたから今週は食生活を見直そうとか、近々検診があるからがんばろうとか、そういうタイミングで、ワクワクしながら王様のおやつを取り入れてみていただけるとよいのかなぁと。

自分の体と向き合い、大切にしてあげる期間をつくるきっかけにしていただけましたら嬉しいです。


後編の記事はこちらです。合わせてご覧いただけますと幸いです。

【無添加ドライフルーツ 王様のおやつ】
オンラインショップ(BASE)にてご購入いただけます。

【亀山有香について】
王様のおやつ 商品開発プロデューサー
・障がい者自立支援協同組合レインボー・カフェ・プロジェクト 理事長
茶屋町在宅診療所 院長

インタビュー/執筆:柴田 惠津子


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