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恥ずかしながら帰ってまいりました

足を伸ばして寝れるって
素晴らしいことですね

情けないことにたった3日間のネカフェ家出で
音を上げてしまい
母親のいない時間に一時帰宅した

頭にきすぎて
下着や着替えを殆ど持たずに飛び出してしまったので
ユニクロで調達し
ベンチでおにぎりを食べ
会社では何もなかったかのように仕事をし
(眉毛しか描いてないけれども)
またネカフェに戻る生活をしていた

最終日の朝方には強烈に足がつり
狭いブースの中で
あまりの痛さと情けなさで悶絶してしまった

朝大量の荷物を持って退出する時に
夜の分の鍵付き個室ブースの予約をとって寝床を確保し
出社しての繰り返し

店員さん3日間ありがとう
ソフトクリームが美味しかったよ
どこぞのおじさんのいびきが凄すぎて
殆ど眠れなかったけど
気持ちが自由な空間は私には貴重だった

一時帰宅後 シャワーを浴びて内科に行き
リウマチとコレステロール値の血液検査をされ
大量の血を抜かれながら
こんな状態で
良い結果がでるわけないわさとぼんやり考えていた

看護師さんに
「目の下のくま凄いね、寝不足?」と聞かれ
ええまあと愛想笑いで誤魔化してしまった

父親の役所や年金などの死亡手続き処理がたくさんあるので
そのファイルを抱えながら
コメダに避難

戸籍謄本 戸籍謄本って
どいつもこいつも何回言うねんと心の中で言いながら
書類と格闘し

ちょうどカウンセリングの予約が入っていたので
目の下にくまをつけたまま ふらふらと
カウンセリングへ

父親が死んだ話からその前後の母親の言動や行動
そして初めてと言ってもいいほど
母親との喧嘩について一気に話した
「お母さん、かなり保身に走ってるね。
自分を守るのに必死だね。
もっと追い詰めると私なんか死ねばいいんでしょ!って言ってくるよ」
と言われた
明らかにげんなりした顔をした私に
カウンセラーさんは笑いながら
「もっと早い段階で
衝突しておけばよかったんだけどね、年齢的にさ」
と言った
私はこんなに嫌な気持ちでも
母親に愛されたがっているらしい
愛着障害って本当に厄介だ

父親に苦労させられている母親を
困らせることができなかった
だから私はずっと我慢した
この人嫌いだな
両親とも好きじゃないな
なんでだろうな
自分はいけない人なんだろうかと
両親を好きになれないことに
罪悪感があり苦しかった

違う

両親がおかしいんだわ

私じゃない

あっちがおかしいんだ

「かわいそうな母親」をアピールして
私に罪悪感を持たせてくる

残念なことに80近い母親を変えること
到底無理だ
今からカウンセリングを受けたり
本を読んだりすることもない

私はどうしたらいんだろう
①このまま冷戦状態で母親と同居する(彼女が死ぬのを待つ)
②私が別な部屋を借りる
③高齢の母を一人暮らしさせて旦那と2人で暮らす

げっそりした私にカウンセラーさんは言った
「らいまるさんの気持ちに従って。
話したくなければ話さない。話したければ話してみる。
話したくないけど話した方がいいだろう が1番ダメだよ」と

今は旦那が間に入ってくれている
それも申し訳ない気持ちでいる
でも私は今は
話したくないし顔も見たくない

父親の納骨式があるというのに
どうしたらいいのだろう


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