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言葉にして伝える大切さ、尊さ。

昨夜、自分史の中で大きな出来事がありました。

自分には大好きな3人組のバンドが居ました。
彼らは既に解散し、別々の道を歩んでいます。
しかし昨夜、そんな彼らが再び集うとの知らせを受けたのです。

嬉しい...‼︎

そんな彼らへの大好きな想いと自分自身の為にこのnoteを書き残します。

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踏み出す一歩がもし不安でも。彼らからのメッセージ。

僕は高校1年生の時、「The Sketchbook」という3人に出会いました。

彼らのことを好きになり、人生で初めてライブハウスに足を運び、彼らの音楽を全身で感じながら解散までの3年間を熱烈に過ごしました。

彼らの奏でる音楽はとても真っ直ぐに伸びて、自分の中に染み込んでくる。
歌詞に込められた一つ一つの言葉が、迷い戸惑う僕の背中をそっと押し上げてくれた。

まだ何も分かっていなかった学生時代だからこそ、"大丈夫、誰かと手を繋ごう、道は続くから"というメッセージに強く救われ、
出会えてよかった、そう心から思える3人組でした。

追いかけた日々と変わっていく中で思い出す日々

高校3年生の時、彼らの解散があり、すごく悲しかった。

その後浪人した時も彼らの音楽を励みに乗り越えることができたし、
その当時はずっと彼らのことを思い続ける事が大事だと思うようになりました。

現に今も僕自身は彼ら以上に好きな人は居ません。

だけれど、出会いから10年近くの月日が流れて変わってきたところもある。
10年あれば自分の感性も好み変化する。
変化していくこと自体は何も悪いことではなく、むしろ自然な事で無理して自分の気持ちを振り向かせたり強く思い込もうとすることの方が結果的に自分の大切な存在を壊してしまうことに繋がる。

熱く追いかけてきた3年間と思い出す喜びを感じた7年間。
どうして自分は10年、彼らのことが変わらず好きなのだろうか。

彼らの魅力と何度でも伝えたい感謝の気持ち

熱しやすく冷めにくい、そんな自分の体質もあるだろう。
でもそれ以上に惹きつけられるのは彼ら自身の魅力なのだと思う。

高校3年間通えるライブには足繁く通い、生で彼らの音楽と対峙し、日々ハードルを自分たちで超えていこうとする姿を見てきた。
当時の自分なりにその姿に感銘を受けたのだろう。

そしてそんな彼らと身近に接することのできた経験。
グッズのTシャツを着て行き、反応してもらえた時。
「好きです」と伝え時に応えてくれた「ありがとう」。
握手をした時の大きな手の感触。
間近で感じた言葉、向けてくれる笑顔に僕は夢中になった。

解散した今なお、3人はそれぞれの舞台で音楽を届けている。

そして今も3人の結成日や節目の日には彼ら自身もどれだけ彼ら自身を大切に思っているかを発信してくれる。

音楽を続けてくれてありがとう。
彼らが続けてくれる事で、何かを発信し続けてくれることで、僕も僕の大切な時間を思い出すことが出来ます。

彼らの音楽は好きだけれど、僕自身の音楽の趣味は大きく変わった。

それでも変わらず彼らが好きなのは、彼ら自身の人間性や彼らと過ごした時間があるから。

今になって改めて思うのは、
僕が好きなのは"彼らそのもの"だという事。

それ以上に理由なんていらないし、
好きだということを常にアピールする必要もない。

ただ、こうして思い出した時”大好き"をまた伝えよう。
その想いが彼らに届くと嬉しいな。

言葉にして伝える大切さ

身近な人に感謝を示すことって実はとっても難しい。
言葉で伝えようと思っても、そのシチュエーション、伝え方で大きく意味合いが変わってしまう。

思ったことを思った通りに伝えるのも難しい。
けれど、だからといって何も伝えなければもっと気持ちは伝わらない。

恐れながらでも自分の気持ちをカタチにして届けていく。

これが彼らから学んだ事でもあり、これからも自分が大切にしたいと思える一つの考えです。

高校から大学、そして社会人にもなりました。
彼らと過ごした時間と共に僕はこれからも生きていきます。

出会ってくれてありがとう。
そして再会の場をありがとう。

また出会える日を楽しみに待っています。

ライ

(追記)高校生の僕と弟と3人と。

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