見出し画像

先を見つめて。

偉大さへの飛躍を導いた経営者は、
"何かを作り上げたいという深い欲求と、高い理想を純粋に追い求める自分自身の衝動"
に動かされている。
凡庸さに陥った経営者は"取り残されることへの恐怖"に動かされていた。

会社からオススメされた本にこんな内容が書かれていました。
中でもこの”取り残されることへの恐怖”という言葉は
僕の人生の中に度々登場するキーワードのような印象を受けました。

まさにこの恐怖に直面している新社会人として
向くべき方向はどこか、感じたことを書いてみます。

________________
___________
______

取り残されることへの恐怖

僕の社会人生活が始まって早三週間。
わからないことも増える続ける一方で、なかなか苦戦を強いられる毎日を過ごしています。

そんな日々の中で上司からこんな言葉をいただきました。

「質問は相手の話を深掘ろうとすることから生まれる。
質問が生まれないのは無いからではなく、自分がそこまで考えてないから。
今この機会を活かす事を忘れないでください。」

その言葉を境に、同期から鋭い質問がたくさん飛び交うようになりました。
そんな周りの姿を見て僕は”焦り”を感じました。

自分だって手を抜いているわけじゃない。
けれど、出てくる言葉があまりにも少ない。

いつの間にか自分だけが付いていけてないような、
そんな不安にかられました。

そんな中で読んだ本が
「ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則」というビジネス書でした。
内容としては、良い企業は数多く存在する、しかし偉大な企業は数少ない。
偉大な企業に備わっているものは何か、といった研究が記されていました。

画像1

冒頭に書いた言葉を簡単に要約すれば
偉大な飛躍を遂げる人はプラスの方向へ向かう。
凡庸な人間はマイナスを避けるために動く。

こういった違いなのだと思います。

読後に僕は自分のことを考えました。
今の僕は”取り残されることへの恐怖”で支配されている、と。

きっと今のまま、周りを見ながら動き続けるようでは、あっという間に働くことに希望を見出せなくなるかもしれない。
見るべきものは周りではなく、自分とその先なのだと思います。

もっと自分発のプラスのエネルギーを持って工夫しながら学ぶ必要がある。
その具体的な方法は今はまだわからないけれど、周りを見て凹むことは今日でやめよう、そう思いました。

だから面白い!

最近の発見として、僕の会社では役職が上の人ほど、「難しい」という言葉を使わないことに気づきました。
困難な出来事にぶつかったら「難しい」の代わりに「だから面白い!」と前向きな発言をされています。

コロナの影響があり、国も会社も個人も前例のない道を歩まざるを得ないここ最近。
難しい、できない、そう言うことは出来ても状況がそれを許さない時もある。
そんな時ほど今の状況を楽しめる、そんなメンタルのあり方が必要なのだと感じました。

こんな新人でも、出来ることはいくらでもあると思うのです。
テレワークや時短が進む今だからこそ、時間の使い方を見直して本を読んだり、これまでしてこなかった分野の勉強をしてみたり。

ここをひとつの転換期として、
”取り残されることへの恐怖”を感じる自分から
"何かを作り上げたいという深い欲求と、高い理想を純粋に追い求める自分自身の衝動”を追い求められる自分に変わりたい。

世界的に大変な状況と個人的に四苦八苦している今。
何年か先、「あの頃は大変だったな」と笑い合えることを目指して…。

ライ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?