毎日がふんわりですと言ってくる
シリーズ・現代川柳と短文 093
(写真でラジオポトフ川柳181)
うっとおしい、などと思ってはいない。明るい気持ちになるので、むしろありがたく思っている。ふんわりだよ、以前はそう言っていたはずだ。いつからか、ふんわりです、になっていた。「だよ」から「です」に。ささいなことである。だからこそ気になる。なんせ隣の住人のことなのだ。ああ、ゆっくり眠れる日はいつになるのだろう。
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