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あふれてもいい泡だったからだから

本日はこれです

 たんなる思い出の話を失礼します。わたしが大学生の頃、キリンビールのホームページで放送作家の倉本美津留さんが選者を務める大喜利企画のようなものがあり、入賞景品のビールをちょくちょくもらっていた。それから10年以上後、とある舞台のアフタートークで倉本さんと直接お話する機会があって、せっかくなのでそのこと(ビールをよくもらっていたこと)を打ち明けたところ、その日わたしたちの劇団がやったネタの印象からか、「自分、そういうの、しそうやもんね」と言っていただいた。というのが思い出した話。どんなネタをやったかは思い出せないが、初めてもらったのがひとケース24缶のラガービールだったのは思い出せる。飲み終わる頃にはビールが好きになっていた。あ、もしかするとネタは、炎上する金閣寺の中に前日から泊まりでロケに来ていた星野源が取り残されているというものだったかもしれない。高橋一生も取り残されていることにするか悩んだが、まだ知名度が微妙だったので諦めた。そういう頃の話だ。


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