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色のない街がこんなに待っている
シリーズ・現代川柳と短文 098
(写真でラジオポトフ川柳186)
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甘い味付けが苦手で、すき焼きや肉じゃがをほとんど食べない。牛丼も食べない。ひさしぶりに牛丼屋に行ったとき、よし、ふだんあまり来ることがないからな、せっかくだし、と、トッピングを楽しむべく生玉子を注文した。牛丼の上から溶いた生玉子をかける。ひとくち食べる。そこでやっと気づいた。これ、すき焼きの味じゃん。ふだんすき焼きを食べないから、なにをどうすればすき焼きの味になるかもわかっていなかった。こういうことは日常生活で往々にしてあるが、その他の例がなにもおもいつかない。
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