きつねから届く国際郵便の
シリーズ・現代川柳と短文 021
(写真でラジオポトフ川柳109)
豚はきれい好き、という表現はどの程度真に受ければいいのだろう。たしかに他の動物に比べてそういう側面があるのかもしれないが、人間の衛生観念からするととてもきれい好きには見えない。あるいは「がさつそうに見える豚だが実はきれい好き」という、つまりギャップの部分を強調しただけの表現なのかもしれないけれど、それで言うならずいぶん昔に耳にした「豚はきつねより速く走る」も捨てがたい。それが事実かどうかは知らない。
▼これまでの「現代川柳と短文」
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