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#民俗学
「定本 柳田國男集 第三巻」読んだ。
あの高名な民俗学者、柳田國男さんの全集。
ついに、第三巻を読み終えた。
まずは、簡単に目次を書き連ねよう。
水曜手帖
北國紀行
五十年前の伊豆日記
瑞西日記
ジュネーブの思い出
菅江真澄
タイトルは簡潔なのだが、中身は決して一般向けじゃない。昔の日本人特有の文章なのかもしれないが、入り組んでいて結論が見えない。いわゆる、大学で教える「論文の書き方」じゃない。
だけど、頑張って読めば
「定本 柳田國男集 第二巻」を読んだ。
3ヶ月以上かかってようやく第二巻を読み終えた。これだけ難しい書物を読み終えると何か爽快感があって嬉しい。ただ、内容は半分も理解できなかった。
柳田さんといえば、昔話や伝説、妖怪の研究が有名だが、それは彼の学問成果のほんの一部だと思い知らされた。
この第二巻は、旅行記や紀行文ばかりが集められている。西は紀伊半島から、東海、関東、東北、そして樺太まで、この人は全国を飛び回っている。飛
定本 柳田國男集 第一巻 を読んだ。
難しかった。
戦前や戦後すぐに書かれた論文が詰め込まれている。漢字は旧字体が多いから一々調べなくては読めないし、大体昔の言葉だから「読み方」が分かっても意味がわからないことも多い。
地名も「時代劇」に出てくるような古い地名で、一体どこの地方のことを書いているのか、一読しただけではよく分からない。
前に読んだ、レヴィ・ストロースよりは遥かに分かりやすいけれど。
多分、この分か