radicalmannta

マンガ家を目指しています。将棋が好きです。 読んだ本のことも記事にしています。

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  • 柳田國男読書記録

    日本民俗学の柳田國男さんの全集を読んだ記録を残します。

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「憑依現象」に対する二つの視点

私は今、二つの本を読んでいる。 「夢とミメーシスの人類学(岩谷彩子)」と、「神に追われて 沖縄の憑依民俗学」だ。  最初の本は、インドの商業移動民ヴァギリに対して、文化人類学的手法による調査を行なったその記録。  二つ目の本は、神に憑依され、苦しみ、足掻き、やがて自分の道を見つけ出した「カンカカリャー」と呼ばれる「霊能者」達の伝記的著作。  どちらの著作も、「神の憑依」が重要な題材として扱われている。  移動民ヴァギリが宗教的儀式を行う際には、家長もしくはその親族にリネ

    • BOOTH始めました。

       宣伝です。  上記サイトから、わたしの新作マンガかダウンロードできます。  100円です。  興味のあるかたは、ぜひご高覧ください。多分、面白いです。  これからも、イラスト素材や、小説をアップロードしていこうと思います。  よろしくお願いします!

      • 粘りのアーティスト

        俺は久保利明九段を尊敬しているわけ。 同じ左利きだし。 鮮やかな捌きが素敵だし。 だが、何より、終盤の粘り強さ。 俺は将棋の力はこれ以上伸びないよ。 漫画家を目指しているけど。 マンガ力が、ナメクジ並みの遅さでしか伸びないことも分かってる。 だけど、久保先生の将棋を並べてるとね。 結局序盤、中盤で、どんなに大変でも、惨めに見えても、押されまくってても、結局、自玉が逃げ切り相手玉を詰ませた方が勝ちだって。 結局、人生屈しなければ、生き延びる道はあるんだって。 久保

        • なんとかイラスト描けました

          カラーイラスト描きたかったけど、時間がなさすぎて、モノクロになってしまった。 つげ義春先生みたいな雰囲気の絵になったかな、いや、なってないね。 あの、微妙に歪んだ感じ、シュールな雰囲気は、なかなか構築できないね。 まあ、頑張るよ。

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        「憑依現象」に対する二つの視点

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          数学の参考書

          高校の数学参考書を解いてるんだが。不思議なことがあって。意味を理解していなくても、示された手順通りにパズルみたいに解いていけばそこそこ正解するわけ。 これが、学生が数学につまずく理由かとも思う。意味もわからず機械的にパズル解いてるだけなんだから。 意味を理解したければ、大数学者の書いた本を読めって話なのかも知れないけどね。 忙しい学生さんにそんな余裕ないよね。

          数学の参考書

          絵を描く時間は少しはあるよ

          今日はとある事情で時間ができて、絵を描きました。 絵を描く時間がある! どうだ、羨ましいだろ! ところで、明日…、もしくは近日中に、大きな決断をするかもしれない。 そうしたら、絵を描くどころじゃない人生が待っているかもしれない。 今までにない、大きな金を使う。もし、そうなら。 なんて、ごちゃごちゃ考えていたら、現実逃避で絵が捗りました。 上記がその絵です。一応、ストーリーもあります。 彼は、仲間と別れた後、 たった一人で冒険していた。 象のように静かに歩み、ヒグマの

          絵を描く時間は少しはあるよ

          こないだ職場にたまたま水木しげる先生のマンガがあってね。 読みふけってしまった。 もう、何十年も前のマンガなのに、何でこんなに面白いのか。 俺のマンガのヒントになるものもあるかもしれないね。

          こないだ職場にたまたま水木しげる先生のマンガがあってね。 読みふけってしまった。 もう、何十年も前のマンガなのに、何でこんなに面白いのか。 俺のマンガのヒントになるものもあるかもしれないね。

          どうにもならない自分の絵のクセ

          X(旧Twitter)のタイムラインには、いろんな人がリポストした美麗な絵が流れてきます。 流行の漫画のキャラクターに登場する美少女、美少年。 それが、原作よりもさらに美しい感じにイラスト化されて、なんと無料でタイムラインに流れてくるわけです。 ああ、眼福、眼福、と思いながら、自分もリポストしているわけですが。 俺もこういう絵が描きたいと。 そう思って、日々、トレーニングしているわけです。 休憩時間の三十分間、漫画を隅から隅まで丸写しにしたり。 背景の練習したり、筋肉のつき

          どうにもならない自分の絵のクセ

          わたしはどこまで走り続けられるだろう?

          夜、ふと時間ができたので、イラストを描いた。 一文の金にもならないのにね。 こんなことをしている暇があったら、資産運用とか、人生設計とか考えろとも思うが。 どうやら、わたしの脳の構造は、そういうふうにはできていないんだね。 現実よりも、夢の世界に足を突っ込んじまってる。 ボーッとしてて仕事も日常生活もあんまりできないけどね。 だから、よく奥さんに怒られるのよ。 冷凍しなきゃいけないものが冷蔵庫に入ってたり、保育園の準備で足りないものがあったりね。 それでも、家

          わたしはどこまで走り続けられるだろう?

          紫の夜の詩

          夜中、数学の問題を解いていると、不思議な感覚に襲われる。 静まり返った窓の外、誰かが立っているのではないか、と。 少しだけ、怖い。 だが、少しだけだ。 少しだけのはずだ。 わたしは数学の問題を解くのに集中する。 窓の外の気配はどんどん大きくなる。 まるで、ガラスに貼り付いた水滴が少しずつ大きくなっていくように。 そして、気配が、限界に達したとき。 わたしはカーテンの隙間から窓の外を見た。 ああ、いる。 窓の外には、確かに何かがいる。 形のない、私たちか

          歴史物、歴史ファンタジーものが描きたい

          はい、表題のとおりなんです。 漫画家を志している以上、壮大な話が描いてみたいんですね。 色々、アイディアはあります。それぞれ、一言ずつ書いていきますね。 「モンゴル帝国時代に転生した男子高校生が、その気象知識を活かしてクビライ・カアンの覇業を支える話」 「王国を牛耳る老獪な宰相の不正を暴くよう名門貴族から依頼を受けた下級士族の主人公。しかし、調べれば調べるほど、宰相は質素な生活をしていて、むしろ王国再建のために尽力していることがわかってくる。主人公は『この宰相のために働

          歴史物、歴史ファンタジーものが描きたい

          貧乏神の将棋 リンク

          企画「わたしのマンガを見て」用のリンクです。

          貧乏神の将棋 リンク

          宮古島旅行記

          宮古島での体験は、私にとって異様なものだった。常に、草むらや森の暗がりから、何かがこちらを伺っているような、そういう異様さがあった。 旅行の企画をしたのは、妻だった。私は旅行が嫌いなのだが、それでも宮古島には興味があった。元々日本には属さず、それどころか、歴史書によれば、琉球王国とも言葉が通じない、離れた時代があったという。これは、行ってみるしかないと思った。 私には、子供が二人いる。 もうすぐ5歳になる長男と、もうすぐ1歳になる二男だ。 彼らの世話だけで相当苦労したのだ

          宮古島旅行記

          昔よく読んだ本について

          高校生から大学生時代、よく永井均氏や京極夏彦氏の著作を読んだ。 永井氏は哲学者、京極氏は小説家。違うジャンルの人だが、共通点がある。 彼らの書いた文章にハマってしまうと、その枠組みの中でしか考えられなくなる、ということだ。 永井氏の独我論、京極氏の妖怪シリーズは、難解だが魅力的な思弁が、幻覚パウダーのような文体で書かれていて、それに酔ってしまって、他の考え方が出来なくなってしまう。 だが、今、私は彼らの著作を全く読まない。 歳をとって、いろいろ人生経験を積んで、心の中に

          昔よく読んだ本について

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          イマイチうまくいかなかったイラスト

          イマイチうまくいかなかったイラスト

          わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。

          そこそこ納得のいく絵が描けるようになってきました。何年も漫画模写を続けて、苦節8年。まだまだ、プロには及びませんが、少しずつ進歩しています。 自分が進歩しているとわかっているのなら、描き続けることができる、そう思います。 過去に描いた絵を見ると、ずいぶん変わったな、と思います。 以下は、4年前に描いた漫画の一コマ。 これはこれで、面白い絵です。ギャグ漫画としてなら、これは悪くない絵でしょう。ですが、漫画雑誌の編集者には認められなかった。 次の絵は、今日描いたもの。 だ

          わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。